米中西部ミシガン州で演説するクリントン前国務長官=11日(UPI=共同) 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補クリントン前国務長官(68)は11日、中西部ミシガン州で演説し「環太平洋連携協定(TPP)は職を奪う。選挙が終わって大統領になっても反対だ」と強調した。共和党候補のトランプ氏(70)が「クリントン氏は大統領に就任すれば賛成に転じる」としていることに反論した。 トランプ氏は8日に同じミシガン州で減税などの経済政策を発表した。これについてクリントン氏は「大企業やトランプ氏のような金持ちを対象にした大規模減税だ。米国を景気後退に引き戻す」と非難した。
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