フランス国営鉄道(SNCF)とパリ地下鉄公社労働組合を含む公共部門の連帯スト ライキが11月13日の夕方8時(現地時間)から始まった。10月の特別年金阻止を目 標とする初のストライキは、二日で終わったが、今回の11月ストライキは無期 限ストライキだ。ストライキは15日現在、3日間続いている。 [出処:wsws.org] フランス国営鉄道によれば、11月14日に超高速列車TGVは90本しか運行されなかっ たという。パリ市内の地下鉄16路線のうち9路線が止まった。バスも15パーセン トしか運行していないという。 フランス電力公社(EDF)とフランスガス公社(GDF)の労働者も、ストライキに立 ち上がった。フランス電力公社は13日午後9時35分から電力送出を減らした。一 日で約1万メガワット程度の電力送出量が減ると展望される。ガスも供給を減らした。 公共部門ストライキの展望 10月にサルコジ政府