男性1人が安否不明になった埼玉県八潮市の大規模な道路陥没から、28日で1か月です。 捜索に向けて進められている下水道管のう回工事は、完成が5月中旬と見込まれ、周辺の事業者などからは影響の長期化に伴う補償を求める声が上がっています。 1月28日に八潮市で発生した大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否がわからなくなり、運転席部分がおよそ30メートル下流の下水道管の中で見つかりました。 埼玉県は、男性が取り残されている可能性があるとみていて、管の中の汚水をなくすため下水道管をう回させるバイパスを作る計画ですが、県によりますと現状は設計図ができておらず、周辺の地盤を補強する作業が続いているということです。 県は、5月中旬ごろを目指してバイパス工事を進めたり、運転席部分につながる穴を新たに掘ったりする方針ですが、男性の本格的な捜索についての具体的なスケジュールは示してい
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