毎年大勢の市民が参加する静岡県焼津市の夏祭り。23回目となる今回は地元ゆかりのアイドルグループが会場をもりあげました。そこにはコロナ禍で観光客が減少した焼津市の戦略がありました。(取材、文=三浦徹) 焼津市で毎年行われる「踊夏祭(おどらっかさい)」は踊りをテーマにした市民参加型の夏祭りです。23回目となる今回は42グループ、およそ600人が参加しました。そしてこの祭りのステージのトリを務めるのが… 名古屋市を拠点とするアイドルグループ・SKE48です。地元出身のメンバー・青木詩織さん(ニックネームは「おしりん」)が「やいづ親善大使」を務める縁で実現しました。SKE48がミニライブを行うのは2018年以来6年ぶり2回目です。 前回(2018年)は青木さんを含め、キャプテン斉藤真木子さんら、メンバー8人が焼津を訪れ、7曲を披露。祭りをもりあげました。この年の来場者は前の年と比べて3000人増え
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