東京都教育委員会は、多様化する学びのニーズに応えようと、都立高校での「生成AI」などの新たな科目の設置に向けて、教材の開発を進めていくことにしています。 都の教育委員会は教育の取り組みに関する基本方針の策定を進めていて、このほど、その案を公表しました。 この中では、多様化する学びのニーズに応えようと、AIやデジタル技術などを活用して、「新たな教育のスタイル」を確立するとしています。 具体的には都立高校で「生成AI」や、起業のノウハウや精神を学ぶ「アントレプレナーシップ」などの新たな科目の設置に向けた動画教材などの開発を進めるとしています。 このほか、子ども一人ひとりの学習の状況などをネットワーク上で管理し、AIを活用してそれぞれに合わせた助言や指導につなげるシステムの開発も進めるということです。 こうした取り組みは新年度中に、新宿区にある定時制と通信制の都立新宿山吹高校で試験的に導入される
