各国が精鋭を揃え、現在、台湾で熱い戦いを繰り広げている野球のアジア選手権。北京五輪予選も兼ねているこの大会に、日本は星野監督以下、24選手(プロ23選手+アマ1選手)で構成された「星野ジャパン」で戦いを挑んでいるなり。この大会で1位通過した時点で北京五輪への出場権を獲得、もし2位以下なら来年のプロ野球シーズン開幕前に行われる世界最終予選に回ることになるという、1位と2位以下では今後のスケジュールに大きな違いが出る、非常に重要な意味を持った大会なりね。 日本の初戦は1日に行われたフィリピン戦。「格下」が相手だけに、10-0の7回コールド勝ちという、まずは順当な滑り出しを見せたなりよ。投げては先発の涌井秀章投手(西武)が6回を1安打無失点に抑え、打っては初回から4番の新井貴浩内野手(広島→阪神)のタイムリーなどで5点を奪うなど、投打がガッチリとかみ合った盤石な試合運びを見せたなりね。 そして迎