昨日の『今日の早川さん』の更新 (「存在の耐えられない軽さ」) を読んでいたら、こんな未来がおもい浮かびました。(絵にしたら1コマで表現できるネタのような気もするのですが、描けなかったので中途半端な文章ネタです。) (全文は「続きを読む」をクリックで展開します。) ーーーーー インターホンのボタンを押すと、すぐに中からドアが開いて、姉が顔を出した。 大学生のころはショートカットにしていた髪を、いまはまた伸ばそうとしているらしい。といっても、高校時代のような二本お下げにするつもりは、もうなさそうだけれど。 その髪型と、社会人になってからかけるようになったという濃い赤色のセルフレームの眼鏡のせいか、見慣れたはずの姉の顔が一瞬別人のもののようにおもえて、僕はどきりとした。職場から帰宅して間もないということで、以前はあまりしていなかった目のまわりや頬のあたりの化粧をまとったままだったから、というの