大家族スペシャルなどを見るとその子どもの多さに驚く。1人、2人でも大変なのに7人、8人など想像するのも難しいくらいだ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「お金の面はもちろん女性の体の面から見てもかなりハードなことが想像できます」 昨今は多産DVという言葉もよく耳にするようになった。 「配偶者間の性的DVの一種です。端的に言えば望まない妊娠・出産を繰り返すことで妻の経済力を奪い、束縛するもの。こうやって言葉にすると恐ろしいですが、本人たちが気が付いていない場合もあります。多産のすべてがそうではありませんが、少なからず可能性があるというのが現実でしょう。産婦人科などで問診されることもあるようですね」 今回お話を聞いたのはもと幼稚園教諭の女性だ。さまざまな多産家庭を見てきたといい…。 --------------------------------- 中島莉子さん(仮名・38歳)は
