取り舵・面舵の意味が逆転したことについて [ホーム][リアルタイタニック][戻る] 映画『タイタニック』の中で、「右前方に氷山!(Iceberg right ahead!)」という知らせを受けたマードックが、操舵手のヒッチンズに、"Hard a' starboard!"と命令するシーンがあります。劇場公開時は、この部分の字幕が「面舵いっぱい!」とありました。ここで、「?」と感じた方もおられたはずです。「船は氷山を避けて左(取り舵)に進んでるのに、何でセリフは"starboard(右)"で、字幕も面舵(右)なんだ?」と。 これは結論から言いますと、原語のセリフは正解で、字幕が間違いです。次の表をご覧下さい。