アメリカ西部ロサンゼルス近郊の山火事で、警察は行方不明者の捜索にあたる特別チームをつくり、活動を本格化させています。 一方、現地では今後も風が強まり、火の勢いが増すおそれがあるとして、当局は警戒を呼びかけています。 行方不明者の捜索活動が本格化 アメリカ西部ロサンゼルス近郊のパシフィック・パリセーズで7日に発生した山火事は、非常に強い風の影響で急速に燃え広がり、広い範囲で延焼が続いています。 現地時間の10日夜には火事の範囲が北東方向に拡大し、世界有数の美術館として知られるゲッティセンターを含む地域にも避難の指示が出され、大勢の住民が車で安全な場所に移動しようとして激しい渋滞が発生しました。 ロサンゼルス周辺の火事の範囲はあわせて、JR山手線の内側の面積の2倍以上にあたる160平方キロメートルに広がっています。 地元当局によりますと、一連の山火事でこれまでに16人が死亡し、焼失するなど被害
