ソースコードの静的解析ツールを手がけるコベリティは17日、米国で実施されているオープンソースソフトウェア(OSS)の品質調査プロジェクト「Scan Project」の現状や、近々リリースが予定されている新製品「Coverity 5.3」に関する発表を行った。 「Scan Project」は、米国国土安全保障省の資金提供のもと、コベリティとスタンフォード大学の協力で、Linux、Apache、Androidといった人気の高いOSSプロジェクトの品質を無償で評価し、情報提供を行うプロジェクト。現時点で計291のプロジェクト、ソースコードにして6100万行以上の解析を行ったという。 この2010年度の解析結果を総括したレポートの日本語版が本日から無償で提供開始された。これには特定のプロジェクトに対する解析結果の公表としては初となる「Android」の解析結果も含まれている。対象となったAndro
