心理学で行動だの学習だのを研究している人、ずいぶん少なくなって久しいよな。って訳知り顔で言ってる俺は今32歳で、学部生の頃には既に「絶滅危惧種」と呼ばれていたんだがな。そういうことなので、「減っていく」感じはしなくて、今も昔も変わらず希少種である。ちなみに、これが2024年度の日本心理学会のポスター発表のセクション別発表件数だ。学習が占める割合は1.4%である。これはここ数年ほぼ変化していない。 さて、例えばこの「学習」セクションで発表している心理学者を目の前にして、みんなは初見で「何々心理学」が専門の人と呼ぶだろう?学習心理学?行動分析学?それとも行動心理学?もっと大きく、行動科学?はたまた、動物使っていたら全員とりあえず動物行動学ってことでいい? まあ、こんなことははっきり言って、細かくてどうでもいいネタではあるんだが、知らない人迷うよな。しゃーない。とはいえ、例えば行動分析学の研究者
