「ライター必読本」10選私がライターとしてこれまでやってくるにあたって、幾度となく読み返して仕事のやり方の参考にした本。あるいは、最近出た本で「これはライター必読だな」と思った本を、10点選んでみよう（順不同）。 立花隆『「知」のソフトウェア』（講談社現代新書） ――我が国を代表するジャーナリストが惜しげもなく明かした、立花流「知的生産の技術」。ワープロ普及以前（84年刊）に書かれたものだが、いま読んでも学ぶべき点は多い。情報の収集・整理・加工からインタビューのコツまでが、ひととおり語られている。 山根一眞『情報の仕事術』（全３巻／日本経済新聞社） ――タイトルは「情報の仕事術」だが、実質は「ライターの仕事術」。ライター／ジャーナリストに必要なノウハウを、収集・整理・表現の３テーマ各１巻で網羅した本。 すぐ役に立つ実践的アドバイスに満ちている。たとえば、取材依頼書や企画書の書き方については、実際の仕事に
