アルカイダへの打撃深刻 米報告書、テロ件数減少 2012年8月1日 07:57 カテゴリー:アジア・世界 【ワシントン共同】米国務省は31日、2011年の世界各地でのテロ活動に関する年次報告書を公表した。同年5月の国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害で同組織に「回復が難しい打撃を与えた」との認識を表明、昨年の世界全体のテロ件数は1万283件で、過去5年で最低だった。 ベンジャミン担当大使は記者会見で、アルカイダ幹部を殺害した11年は「対テロで非常に重要な年」と評価。テロの75%が中東、南アジアで発生し、被害者の大半はイスラム教徒だと述べた。