MSYS2のpacmanを使ってパッケージを更新する場合、正しい手順を踏まないとパッケージが正常に更新できない場合があります(ありました)。 pacmanの開発元であるArch Linuxでは、パッケージデータベースの更新とパッケージの更新をまとめて、単純に pacman -Syu というコマンドで実行できますが、MSYS2ではpacmanのバージョンによって、異なる手順が必要となっています。 ※ 20160921版のインストーラからは、新しいpacmanが含まれるようになったため、pacman -Syu が使えるようになりました。詳しくは、1. を参照してください。 0. pacmanのバージョン確認 まずは、pacmanのバージョンを確認します。例えば以下のようにして確認できます。
