7月から報償費執行停止 宮城県知事、県警通知 (共同通信) - 6月24日11時33分(以下ゴシックは引用) 宮城県警の捜査報償費問題で、同県の浅野史郎知事は24日、「適正な支出が確認できない」として、2005年度の報償費(県費)予算のうち7月からの配当分などの執行を停止することを文書で県警に通知した。 北海道警など全国で警察の裏金問題が相次ぐ中、報償費予算執行停止は初めて。「不適正な支出はない」との立場の県警側と「不正経理の疑いが強い」とする知事との対立は決定的となった。 同県の05年度当初予算では、県警が要求した3000万円から700万円減額された2300万円を計上。4半期ごとに配当され、浅野知事は7月以降に配当される予定だった940万円の執行を止めるとともに、4月に配当した1360万円のうち未使用分の支出停止を命じた。 予算の執行は知事の権限で、議会の議決などは必要ない。 執行停止
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