英検準1級など英語検定試験のB2レベル(CEFRベース)で共通テスト英語200点をみなし満点する広島大(全学部)に加えて、今年度入試から岡山大(全学部)が英検1級などC1レベルで共通テスト英語に加えて2次試験の英語をみなし満点(医学科だと500点満点)する予定で受検者の増加が見込まれる英検だが、2024年度第1回試験から英検3級以上のテスト形式の大幅リニューアルを発表した。 リニューアルの背景として、英検協会は新学習指導要領では複数のスキルを統合した言語活動の充実が目指していることを指摘。また、知識の習得だけでなく、コミュニケーションを行う目的や状況に応じた言語の運用を考える中で、思考力、判断力、表現力等の育成も求められることを踏まえ、新たな方針を反映した出題形式と取り入れたとする。 特に大問1題で、問題数の多いリーディング・リスニングと同じく750点配点されていたライティング(英作文)が
