ヤクト・ドーガ (JAGD DOGA) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)のひとつ。初出は1988年公開のアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下『CCA』)。 新生ネオ・ジオン軍の主力量産機ギラ・ドーガの改良型で、特殊な能力を持つ「ニュータイプ (NT)」および「強化人間」用に開発された試作機。ギュネイ・ガスおよびクェス・パラヤ(クェス・エア)が搭乗、それぞれの機体は塗装や頭部形状、携行武装が異なるが、性能的な違いはない。 劇中でギュネイ機は主人公アムロ・レイが搭乗するνガンダムに撃墜されるが、クェス機は損傷しつつも残存し、『CCA』の後の時代を描いた『機動戦士ガンダムUC』のアニメ版などでは「袖付き」仕様に改修されて再登場している(パイロットは異なる)。 メカニックデザインは出渕裕が担当。ラフの段階では胴体は