今日から屋久島でデータ取り。そのために他の作業も止まるなどでばたばた。 チコは,わさび(仮名)が居なくなって,頻繁に家に戻るようになった。げんきんな奴だ。居間でも少しくつろいでみせる。鏡台のスツールで「偕老同穴」スタイルで眠るのが今の時期の定位置。 そのままくるっと私に背を向けると「未だ眠いから。」 君たちがなぜ,獲物を持って飼い主のところに帰ってくるか,「飼い主は猫の扶養者説」は魅力的でこういう方面というのはきっちり検証したものが少ないこともあって信じられているが,私は少し違った考えを持っている。小型肉食獣の独立過程や親子のボーカルコミュニケーションについての論文など,ラインハウゼンの説に反論する材料を集めている。大小の獲物の具合や君の「マウス啼き」(親猫がマウスサイズの獲物を掴まえたときに子猫を呼ぶ声であるとラインハウゼンが記述しているもの)で私を呼んでくれたりもしたので,かなり参考に
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