カルノー図を大工仕事にたとえると、「仕事を簡単に手早く済ませるための虎の巻」に納められた貴重なノウハウのひとつです。虎の巻にのっている仕事の手順やコツを利用すれば大変な時間の節約になります。 今回ご紹介する3変数や4変数の論理式を整理したい場合、論理代数の公式を活用しても同じ結果が得られます。しかし、カルノー図を利用すると莫大な筆算の手間を省くことができるのです。これを利用しない手はありません。どうぞ、この素敵な道具、カルノー図をご活用ください。 図26.1 プロとアマの違いはノウハウの蓄積 前回までの復習 これまでに2変数の場合のカルノー図の作り方・使い方を学びました。今回は3変数・4変数の場合のカルノー図を学びます。変数の数が増えますが、表の形が少々異なるだけで、基本的な手順は全く同じです。前回までに学んだ手順を確認しましょう。 カルノー図の枠を書く。 与えられた論理式のそれぞれの項
![第26回 図による論理式の整理 その2[前編] | gihyo.jp](https://images.weserv.nl/?url=https%3A%2F%2Fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2Fimage%2Fsquare%2F161b276941cc0170bea015f6c5ce93d8957db109%2Fheight%3D288%3Bversion%3D1%3Bwidth%3D512%2Fhttps%253A%252F%252Fgihyo.jp%252Fassets%252Fimages%252FICON%252F2007%252F014_math.png&q=12&output=webp&max-age=110)