日本の新たな主力ロケット「イプシロンS」の試験中の爆発で破損した種子島宇宙センターの設備について、JAXA=宇宙航空研究開発機構が、ことしの秋ごろに復旧させる見通しとなったことが、関係者への取材でわかりました。 JAXAが開発中の小型ロケット「イプシロンS」をめぐっては、2023年に秋田県での燃焼試験で爆発が起きたあと、2024年11月の種子島宇宙センターでの再試験でも爆発が発生しました。 このうち、種子島宇宙センターの試験設備について、JAXAがことしの秋ごろに復旧させる見通しとなったことが、関係者への取材でわかりました。 JAXAは、原因の究明と対策を終えしだい、改めて燃焼試験を行ったうえでイプシロンSの打ち上げを目指すことにしていて、早期の打ち上げの実現に向け、設備の復旧時期が焦点の一つとなっていました。 一方で、原因の究明については、爆発後に回収された部品の調査などが進められていま
