言葉でうまく伝えられない、紙の資料だけでは分かってもらえない――。営業経験者なら取引先でサービスや商品を説明する際に、一度はこんな思いをしたことがあるだろう。iPadを初めとするタブレット端末は、こうした課題を解決する新たなプレゼンツールとしても注目を集めている。 企業向けにiPhone/iPadをはじめとするICTソリューションを提案しているソフトバンクテレコムでは、全営業にiPadを配布し、クラウド上にアーカイブされた動画を活用してプレゼンを行っているという。ユニークなのは、プレゼン用の動画を社内の“動画クリエイティブチーム”で内製している点だ。 当初は動画作りに魅せられた一部の社内スタッフが、撮影も編集も未経験ながら手探りで作り始めたものだった。しかし、社内の営業から高く評価されたことから制作が本格化。出演者やナレーターを社内でスカウトして集め、すでに100本以上の動画を制作したとい
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