前回の「グーグルの「Google Apps Marketplace」がもたらすSaaSビジネスのパラダイムシフト」の文末で、「企業向けSaaSサービスプロバイダーやISV'sはビジネスモデルの転換を迫られる事になるだろう」というエントリーをしたが、今回はその続編である。 数年前と比べると企業向けクラウドアプリケーション(SaaS)のサービス価格のトレンドは明らかにリーズナブルな価格となってきている。企業向けクラウドアプリケーションは、メールやカレンダーのように全従業員向けに提供するサービスと。SFAやCRMなどのように部門特化で提供するサービスと分かれる。SFAなどの部門特化型サービスは導入アカウント数が少ないこと、ソリューションが明確であること、導入効果が直接企業の収益に直結することから、価格的には1アカウント当たり月額数千円から数万円というレンジが相場となっている。全従業員向けサービス
