オープンソースソフトウェアをITシステムの基盤やミドルウェア、Webフロントエンド、IoTデバイスなどの開発などに使うことは、もはや避けて通れない。アプリケーション開発においてもプログラミング言語はオープンソースが当たり前だ。オープンソースソフトウェアの開発をコミュニティに委ねる場合、多くのコントリビューターが必要となるが、現実的にはRed Hat、Google、Microsoftなどの巨大企業に雇用されたエンジニアが仕事としてコードを書き、バグの修正を行っているケースと、そのソフトウェアを最初に開発し始めたベンチャーのエンジニアがコアとなって開発するケースとの2つが主な形態だろう。そこにそのソフトウェアを利用するエンドユーザー側のエンジニアが参加し、エンドユーザー側が欲する機能やバグ修正をコミュニティのメンバーとして続けていくという状況が欧米での実態だろう。 日本においてもNTTデータや
