岐阜地裁でおこなわれた裁判員裁判で、被告の男がつぶやいたなぞのことば
「デンシンボウ」
が話題となっているが、同地裁は11日、その正体を暴いたことを明らかにした。担当裁判官は「まさかこんなひみつが隠されていたとは…恐ろしい犯罪だ。極刑もいたしかたない」と震えながら話している。
この事件は9日に開かれた裁判で、ストレス解消法を問われた被告が「デンシンボウを殴っている」と答えたというもので、裁判官は何度も意味を問いただしたもののわからずじまいとなり、その後の動きに注目が集まっていた。
一般からも「いったいなんなんだ」と問い合わせが殺到したことから、岐阜地裁は追跡調査を開始。竹内文書やアカシックレコードなどさまざまな文献にあたった結果、ようやく正体が判明した。それによるとデンシンボウは
「日本全土を掌握している巨大な組織
とのことで、美しい空を汚したりエロチラシを貼ってまわるなど悪事を繰り返しているおそろしい存在。殴っていた男も凶悪な組織犯罪にかかわっていた可能性が高い。デンシンボウは、なぐったりタコをひっかけたりすると報復テロに走る傾向が強いため、男の行為が「第二の911」のきっかけになっていた可能性もあるという。
デンシンボウは、かつては誰もが知る存在であり、
「シンボウたまらん」
の語源ともなっているが、一部が地下に潜るなど非公然活動に転身したため、今では民度が低く治安の悪い東海地方にしかその存在を覚えている者はないという。岐阜地裁のお手柄に拍手を送りつつ、国レベルでのデンシンボウ対策を望みたい。