Content-Length: 222907 | pFad | http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%82%B9

アウェアネス - Wikipedia コンテンツにスキップ

アウェアネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アウェアネス(英語: awareness)は、意識、気づき、といった意味を持つ英語。日本語圏でこのカタカナ語が使われるのは、主に次の二つの文脈。

  1. アウェアネス:マスメディアを含む社会的文脈で使われるもの。ある問題に対する、人々の知識の程度、危機・問題意識の高さ、といった意味を持つ。
    1. この文脈では、アウェアネス・リボンなど。
  2. アウェアネス:認知神経科学心の哲学などの分野で使われる専門用語(本稿で説明)

不安アウェアネスフローコントロールリラクゼーション (心理学)退屈アパシー心配
ミハイ・チクセントミハイフローモデルによるメンタルステート図。チャレンジレベルとスキルレベルの二軸で表される[1]

アウェアネス(英語: awareness)または気づきは、主に意識に関わる研究の文脈で使われる学術用語で、人が何らかの情報にアクセスできて、その情報を行動のコントロールに利用できる状態のこと[2]

具体的には例えば「赤い色が見えている」ことに気づいていてそれを言語で報告できる状態(視覚的アウェアネス)、「自分がある種の感情を持っている(怒り、喜び、など)」ということに気づいていてそれを言語で報告できる状態、「自分が存在する」ということに気づいていてそれを言語で報告できる状態(自己認識)、などのことを意味する。

人間は自分の脳内で行われている処理であっても、そのすべてに関して気づきを持っているわけではない。むしろ逆にほとんどの処理は気づきを伴わず進行する(これは一般に無意識と呼ばれる)。

脚注

[編集]
  1. ^ Csikszentmihalyi, M., Finding Flow, 1997.
  2. ^ デイヴィッド・チャーマーズ林一訳『意識する心』 p.52 白揚社 ISBN 4826901062

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]








ApplySandwichStrip

pFad - (p)hone/(F)rame/(a)nonymizer/(d)eclutterfier!      Saves Data!


--- a PPN by Garber Painting Akron. With Image Size Reduction included!

Fetched URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%82%B9

Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy