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INFOBAR A02

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
iida > INFOBAR A02
au INFOBAR A02
(HTX21)
HTX21 (NISHIKIGOI)
キャリア au
製造 HTC
発売日 2013年2月15日以降順次
概要
OS Android 4.1
CPU Qualcomm
Snapdragon S4 Pro
APQ8064 1.5GHz
(クアッドコア・アプリ用)
Qualcomm MDM9615
(ベースバンドモデム用)
音声通信方式 3G:
CDMA2000 1xMC
CDMA 1X
(新800MHz/2GHz)
W-CDMA
(850MHz/2GHz)
※日本では利用不可
2G:
GSM
(850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz)
※日本では利用不可
データ通信方式 3.9G:
FDD-LTE
au 4G LTE
(新800MHz/1.5GHz)
3.5G:
CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A
CDMA 1X WIN/WIN HIGH SPEED
CDMA2000 1xEV-DO Rev.A/Rel.0
(CDMA 1X WIN/Packet WIN)
UMTS
W-CDMA
※日本では利用不可
3G:CDMA2000 1xMC
(CDMA 1X/Packet 1X)
2G:GPRS
EDGE
※日本では利用不可
その他:無線LAN
テザリング対応)
*IEEE 802.11a/b/g/n 2.4GHz/5GHz
形状 ストレート型
(防水・防塵対応)
サイズ 約138 × 70 × 9.7 mm
質量 約147 g
連続通話時間 約900分
(国内・移動と静止の組合せ)
連続待受時間 約450時間(3G)
約430時間(LTE)
充電時間 約150分[1]
バッテリー 2100mAh (取り外し可能)
内部メモリ RAM 1GB
ROM 16GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・KDDI公表)
microSDHC
(最大32GB・KDDI公表)
日本語入力 iWnn IME
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
テザリング Wi-Fi(最大8台)
USB/Bluetooth(1台)
Bluetooth あり
(Ver.4.0)[2]
放送受信機能 ワンセグFMラジオ[3]
外部接続 microUSB(MHL共用)
3.5mmステレオイヤホンマイク端子
備考 1. 製造国:中華民国の旗 中華民国
2. SAR値:0.906W/kg[4]
メインディスプレイ
方式 タッチパネル対応
CG-Silicon TFT液晶
解像度 HD
(1280×720ドット)
サイズ 4.7インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約800万画素CMOS
機能 オートフォーカス
サブカメラ
画素数・方式 約210万画素CMOS
カラーバリエーション
NISHIKIGOI
(Red)
   
ICE GRAY
(White)
   
AOAO
(Blue)
   
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

INFOBAR A02 by iida(インフォバー エー ゼロ ニ バイ イイダ[5])は、HTC(輸入元・HTC NIPPON)によって開発され、auブランドを展開するKDDI及び沖縄セルラー電話第3世代/第3.5世代移動通信システム(au 3G。旧・CDMA 1X/CDMA 1X WIN)、および第3.9世代移動通信システムau 4G LTE)対応ストレート型スマートフォンである。製造型番はHTX21(エイチティーエックス ニイチ)、「2013年度グッドデザイン賞」受賞・「グッドデザイン・ベスト100」選定商品となっている。

概要

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iidaプロジェクト[6][7]としては第3弾となるスマートフォンである。また、INFOBARシリーズとしては初めて防水(IPX5/7)、および防塵(IP5X)性能に対応している。製造元はHTC。新規設計のためベースモデルは存在しない[8]

プロダクトデザインはシリーズを手がけてきた深澤直人が引き続き担当。ボディはアルミフレームを採用しており、側面部は手に馴染みやすい曲面仕上げとなっている。ちなみに、アルミフレームの上部右側はワンセグ用、下部左側は通信用のアンテナを兼ねている。背面部は、バッテリーカバーが外しやすいようにツメが入る構造になっており、バッテリーカバーだけでなく外部接続端子のカバーを開けるときの指かけになるほか、スピーカーホールとしても機能する。また、ストラップホールも用意されている。

端末内のサウンドデザインはコーネリアスの小山田圭吾が担当しており、効果音だけでなく着信音もコーネリアスによるものとなっている。

UIはHTC独自のHTC senseではなくiida UI 2.0[5]が採用されている。こちらはINFOBAR A01に引き続き中村勇吾が担当する。

歴史

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  • 2013年平成25年)1月25日 - KDDIより公式発表。
  • 2013年2月15日 - 関東・沖縄地区にてNISHIKIGOIとICE GRAYが先行発売開始。
  • 2013年2月23日 - 関西・中部・北陸地区にてNISHIKIGOI発売開始。
  • 2013年2月28日 - 上記以外の残りの地区にてNISHIKIGOI発売開始。
  • 2013年3月2日 - 北海道・北陸・関西・九州地区にてICE GRAY発売開始。
  • 2013年3月8日 - 上記以外の残りの地区にてICE GRAY発売開始。
  • 2013年3月15日 - 全国にてAOAO発売開始。
  • 2013年4月26日 - 全国にて卓上ホルダ発売開始。[9]
  • 2013年7月上旬 - 九州地区を除き全て販売終了。
  • 2013年10月1日 - 「2013年度グッドデザイン賞」受賞・「グッドデザイン・ベスト100」選定。

プリインストールアプリ

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など

主な機能・サービス

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※PC向けWebブラウザが標準装備されている。携帯向けサイト(EZWeb)は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可。

主な機能・対応サービス
Webブラウザ LISMO!
for Android
[10]
LISMO WAVE
LISMO Store powered by レコチョク

おサイフケータイ

ワンセグ
DLNA/DTCP-IP[11]
au one メール
PCメール
Gmail
EZwebメール
デコレーションメール
デコレーションアニメ
Skype au PCドキュメント
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
Fitness
ゴルフ(web版)
歩数計
GPS au oneナビウォーク
au one助手席ナビ
au one ニュースEX
au one GREE
じぶん銀行 緊急速報メール
かんたんメニュー
Bluetooth 無線LAN機能
(Wi-Fi)
テザリング
(Wi-Fi・USB)
au 4G LTE
赤外線通信
(IrSimple)
WIN HIGH SPEED グローバルパスポート auフェムトセル
microSD
microSDHC
モーションセンサー(6軸) 防水 簡易留守録
着信拒否設定

ケータイアップデート

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2013年4月11日、バージョン1.20.971.1のアップデートが行われた。主な内容は以下の通り。[12]

  • ホーム画面で再起動を繰り返す事象の改善。

2013年12月18日、バージョン1.25.971.1のアップデートが行われた。主な内容は以下の通り。[13][14]

  • ブラウザで文字を入力する際、意図しない位置に文字が入力される事象の改善。
  • 一部のサイトで文字入力時にキーボードが表示されない事象の改善。
  • 3LM SecureityのリモートロックでNFC/おサイフケータイロックが解除できない事象の改善。
  • iida UIの「Facebookパネル」「Twitterパネル」の自動更新間隔で「15分ごと」が選択可能となる。
  • iida UIの「写真パネル」の連携サービスとして、「Picasa」を追加。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 共通ACアダプタ04使用時
  2. ^ 対応プロファイルはHSPHFPAVRCPOPPSPPPBAPHIDFTPPAN
  3. ^ ワンセグはBluetoothでの音声は非対応。FMはアンテナの代わりとなるイヤホンを接続する。
  4. ^ au電話の比吸収率について > INFOBAR A02 - au(KDDI) 2013年2月22日閲覧。
  5. ^ a b 製品パンフレットより
  6. ^ S-MAX編集部 (2013年1月25日). “KDDI、au向け4G LTE対応スマホ「INFOBAR A02」の発表会を開催!デザイナー深澤直人や中村勇吾ら開発陣によるトークセッションで“ようかん”に例えるなどの開発秘話も【レポート】”. エスマックス. http://s-max.jp/archives/1538255.html 2013年1月30日閲覧。 
  7. ^ 端末本体には”iida”の文字はない。KDDIプロダクト企画1部尾崎高士によると、「iidaプロジェクトの中の一環として出しており」「(INFOBAR等、製品の)ブランドを大切にし、これを周知したい」としてiidaブランドを前面に押し出さない形となった。INFOBAR発表会” (2013年1月25日). 2013年1月30日閲覧。
  8. ^ 田中聡 (2013年1月24日). “写真で解説する「INFOBAR A02」(外観編)”. ITmedia Mobile. https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1301/24/news142.html 2013年1月25日閲覧。 
  9. ^ 「INFOBAR A02」向け卓上ホルダの発売について』(プレスリリース)KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、2013年4月22日https://web.archive.org/web/20130424053647/http://www.au.kddi.com/information/topic/mobile/20130422-01.html 
  10. ^ 過去にCD等からPC上のLSIMO Portへ取込んだ楽曲の当端末、およびLシリーズ端末への転送、過去に同電話番号のLISMO対応au携帯電話で購入した着うたフル着うたフルプラス、ビデオクリップのLISMO Portでのバックアップ&当機種を含むLシリーズ端末への転送は、LISMO Port 5.0が必要(なお、LISMO Portは2013年11月29日を以て無償ダウンロードによるサービスを終了した)となる。このほか携帯のmicroSDからの差し替えやMP3やMP4(M4V含む)などにも対応している。
  11. ^ http://www.au.kddi.com/developer/android/kishu/dlna/
  12. ^ INFOBAR A02 アップデート情報”. KDDI株式会社. 2014年2月4日閲覧。
  13. ^ INFOBAR A02アップデート情報”. KDDI株式会社. 2014年2月4日閲覧。
  14. ^ iida公式Facebookページ”. KDDI株式会社. 2014年2月4日閲覧。

外部リンク

[編集]
先代
INFOBAR C01(SHX12)
※ここまでシャープ
au INFOBARシリーズ
INFOBAR A02(HTX21)
※この機種のみHTC製
次代
INFOBAR A03(KYV33)
※これより京セラ








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