22日沖縄タイムス夕刊紙面から

・・お払い中に過呼吸・・父母要請でユタ呼ぶ・・
・・宜野湾市立真志喜中学校でお払い中に生徒5人が過呼吸で病院へ・・

という記事だった、、

同校では以前にもお払いをしてもらったことがあるらしく、何かがあると（子供たちが何かが見える・・と言ったりすると）、父母はそれを心配して、ユタに祈祷をお願いするなどどいうことだったのだろう、、


沖縄では「神がかり」という言い回しもあるが、
何かと霊的なものを信じ、敬い、奉る風習が残っている、
それらは世界共通で神事と呼ばれる類のものであり、沖縄では村々の行事として伝統的に（主に村の女たちが）受け継ぐものもあれば、
特に定義は無いが何やら霊的なものを、個別の案件として扱う「ゆた（ユタ）」と呼ばれる人達がいたりする、、、

アメリカのユタ州とは関係ない・・（わかってるわ・・

ユタは、本土風に言えば、、
霊媒師、
陰陽師、
祈祷師、
風水師、
占い師、
イタコ、などだろう、、

ユタは何でもやるので、それらの要素を取り混ぜた存在としたほうがいいだろうか、、

まあ、怪しい世界ではある、
何をもって本物と位置づけるか困る存在でもある、、

当たるか当たらないか、、そんな話なら、
小生のトランプ占いは一時、行列が出きるほどだった・・
根拠なくトランプの並びを見て、ウソ八百並べ立てるだけだったが、
色々心当たりを言い当てたり、妙に悩みの核心を突いていたのだそうだ、
こりゃどうでもいい話だ・・(^^;;

ユタではないが、少しそうした神がかりな知人がいる、、
家族のことを色々と言い当てるなどするが、
分かることが重荷になり、そのストレスに苦しんできた、

これらはやはり、何とも計量化できない話であって、科学でも、心理学でも、生理学でもないかもしれないので、この記事にある中学生たちの過喚起症候群の原因を、思春期の特別な心理状態、不安の連鎖、などで片付けるのが精一杯なのだと思う、、
だから、教師や教育委員会などでは解決のつかない世界であることは間違いなく、否定も肯定も出来ない世界であり、「そうした島」ということで今後も納得していくのが精一杯かもしれない、

特別の宗教に関わることなく、墓参りなど各門中（家族・一族）の先祖崇拝の行事の中で、年寄りの女性を中心にとりおこなわれ女から女へと受け継がれる儀式・・
先祖を大事にする島だからこそ、ご先祖様に導かれ助言をもらうことがあってもいいのじゃないかと思う、
そして、そうした導きを代弁してくれるユタなるものがいてもいいと思う、、

霊感商法などはいただけないが、、
ひざびさに、怪しくも沖縄らしい記事を読んだ・・