各話読切ストーリーでラスト2巻以外はストーリー性というものは無いですがそれぞれの話で伝えたい内容があり、色々な思いや情景をとても柔らかく肩肘張らずに緩やかに伝えてくれるいい作品
描写が細かくてとても意志の強いタッチも相まってとても心に刺さ
るストーリーや残るストーリーが多くていいです
人物像も各キャラクターとても印象深く、ストーリーの中で各々の個性が描かれていて読み進めていくほど登場人物に対する思い入れも増えていってより世界観に入り込んでいけるのがいい
作品全てを通して負の感情をほとんど省いた世界観でとても暖かい優しい雰囲気の中でのストーリーがとても気持ちがよく休暇に旅行をしている様な気分になる
また作品中に出てくるフレーズの数々はストーリーや登場人物以上に世界観を作り出している
特に先輩から後輩にかけられる言葉はとても思いのこもったフレーズが多く、そのフレーズを聞くだけでどのストーリーか思い出せるくらいに綺麗なものだらけ
受け継がれる思いや考えがサクッと心を貫いて内側から満たしてくれ詩集を読んでる様に自分の中に満たされていきます
天野先生の大出世作多くの人に読んで欲しい名作
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