最近、戸川先生の作品群に出会い、どれもストーリーがすごく面白くてはまってしまって、並行して何作か読んでいるなかで、最初に最終巻まで読み終えたのがこの「七王国のバラ」です。
セレスティーヌは他の作品のヒロインに較べて完璧すぎないので親しみや
すかった。アルベリクの方が美人という設定だし。ラディスラスを好きになっていくけど、アルベリクに甘えられたり泣かれたりすると揺らいでしまうところも、そうだよねぇ、優しいんだなぁと納得。時々ガルル…と唸る獰猛なところ、かわいくて好きです。
1巻表紙のアルベリクの姿に魅かれて読み始めたので、私はラディスラスよりアルベリクを応援してました。容姿、性格、言動すべて好み。髪の感じが特に…柔らかい金髪、長さも絶妙で綺麗ですね。水牢の場面での、状況の受け止め方にはハッとしました。終盤のダニエルとの再会からの展開は、あぁ〜そうなるのねと思わず泣いてしまいました。
外伝で、リューリクとしての成長記や、その後のノルドテルスでの日々を描いてくださると嬉しいです。
漫画を読んでこんなにワクワクドキドキするのは久しぶりです。個人的に花郁悠紀子さんに次いで好きな作家さんとなりました。
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