180ページ、表題作3話+短編4作品収録。
万人受けしないちょっとヒドイお話の展開があります。
低い評価が目立つのもわかる。
幸せが足りないHやわかり難いラブがダメな人は、回れ右で!
読み返して深みがわかります。
確かにえ
ろいけど、Hだけじゃないです。
ストーリー背景と展開が良くて、それが心理的に余計にえろくさせてる?気がする。。
絵は綺麗、描写も詳細で超!リアリティーが高いから、拍車かけてます。。
ただそのHの内容が、女性心理じゃ受け入れにくい幸せじゃないのがけっこうある。
特に表題作はヒドイ。
でも読み返すと主人公なりの気もちの変化が行動に反映されているのがわかり、少し納得できた。
ひどいからえろいのかもしれないけど、読み手としてはあのオチじゃ足りない。もう少しそれ以上の何かを期待したくなる。
あの話のエンドが読者に満足感のあるものだったら、多分この作品の評価★は格段に上がっていたんじゃなかろうか??
と思う位、作品自体はかなり秀逸だと思う。
どれも読後に後ろ髪引かれるような、少し切なく苦い余韻が残ります。
ヒドイ設定は表題作で他の短編はそうでもないけど、分かり易いハピエンは少ないです。
幸せ足りないクセあるラブ & 超リアリティーある絡みがOKな方は、読んでみてください。
表題作、ただいま、屋上の話が特に好きでした。
表題作はオチにもう1話、もしくはされる子の視点の話が欲しかった!
お話★4ちょいなのですが、エンドに不満がありつつもレアな作風とその良さに惹かれるものがあったので、今後の応援を込めて★5。
作者さんのBLは少ないようですが、ぜひ長編ものも読んでみたい。
以下、収録順にお話のキャラ。
表題作の友人の担保と悪趣味に気づかされる人。
木の下と神父、
ただいまとラブラブが足りない恋人、
クーラーのある部屋と涼みに来る同級生、
屋上と傷心の同級生。
(追記※ よく見たら1作目は表題じゃなかった。タイトル激似。英語表記でオーマイビッチ)
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