読切作品など、単行本にならなかった作品目当てで22冊購入しました。//
目当てのひとつは、2017年の1、2、4月号掲載、鈴苑『舌先の恋人』。3話で物語も一区切りついています。もう少し続きを描くか、読切を描けば、単行本にもなったろうになと
思うと惜しい。クセ強めの色気ある絵柄で、怪しげな雰囲気が良かったです。霊とかも出てくるオカルト系、少年を守ってくれる「父親の友人」は何者なのか、謎めいた部分がもう少し明かされたら、妖怪もの好きの自分としてはより好みですが、BLとしてはこの3話でふんわりと雰囲気を楽しむのもアリ。//
2017年の1〜3、6月号掲載、kayama『それでもきみを忘れられない』は、ブツ切りで4話目より後が止まっています。単行本発売予定もあったのに、なぜか最終回が描かれず。キレイではない、アクの強い性格の登場人物達がなかなか良かっただけに残念。//
2017年10、12月、2018年2、4、6、9月号に、上原あり『りある≠げえむ√H』掲載。単行本が販売終了してしまって、こちらで読めて助かった。チャラくて自分をごまかしてる感じの主人公と、ゆめかわ系見た目のウブな男子。ふんわりBLファンタジーなんだけど、なんとなくこの作者さんのは好き。単行本で見たかったな〜。//
2020年5〜7月号に、浅井西『いとこ、同士』掲載。血縁もの好きなので読みましたが、血縁ものの良さが出る前に連載が止まってしまいました。3話までの段階だと、子供をたらしこむやべー奴という状態です。そこからどう挽回していくか見たかったな。//
りべるむ『投愛』の単行本の続き(7話以降)も載っており、2020年7月号には12話目が掲載されています。しかも作者コメントで「次で最後です」とありました……が、その「最後」は訪れないまま現在に至ります。
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22冊雑誌を読むというのは思った以上に大変でしたが、読んだことのない作家さんの作品もいろいろ見られて参考になりました。
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