匿名のいやがらせ電話も、これで一掃ですね。
携帯に発信番号非通知でかかってくる電話もナンバーディスプレイに変えちゃう新サービス「TrapCall 」が今週米国で始まって話題です。実現したのはニュージャージー州にあるTelTech社。
アメリカでも番号通知サービス(英語でCaller ID Service)が始まった1990年代初期から、日本の「184」みたいに「*-6-7」という番号を最初に打つと自分の番号が先方に表示されないようにできるオプションがあるし、最初から非通知に申し込んでおくこともできます。それをどう表示に?
実はこれ、企業では昔から常識なんですが、「1-800のフリーダイヤルにかかってくる電話は全部発信番号が表示される」んですよね。その抜け穴を利用したのです。
仕組みは単純で、サービスに加入したらケータイのプログラムを変え、出たくない電話はTrapCallの1-800(無料ダイヤル)にリルートしてから利用者のボイスメール(留守録)に戻るようにするんですね。TrapCallは単に1-800で表示される番号を拾って返すだけ。
Wired誌が試しにやってみたら、このリルートにかかる時間はAT&Tの通話でたった6秒程度で、その間、受話器に聞こえてくるのは普通の呼び出し音だけだったそうですよ。
TrapCallのアンマスキング(非通知を通知に変える)基本サービスは利用無料。迷惑電話発信者の番号をブラックリストにまとめるオプションも込みです。ウェブで留守録も再生できます。現在はAT&TとT-Mobile利用者が対象ですが、他の大手キャリアにも今後数週間で対応すると、TelTechプレジデントMeir Cohen氏は話してます。(Wired)
無料の「Fly Trap(ハエ捕り)」サービスに加え、月額10ドルの「Mouth Trap(ネズミ捕り)」にアップグレードすると留守録を人力でテープ起こしした原稿が読めるほか、場合によっては発信者電話番号をテキストメッセージで送ってきてくれます。
さらに月額25ドルの「Bear Trap(熊捕り)」にアップグレードすると、電話の声を録音し、発信者の請求書に記載の氏名・住所まで分かるんです。
このTrapCallから自分の番号を守る術は唯一、この同じ会社が出してる偽発信番号サービス「SpoofCard」を使うことだけ(なんだそりゃ!)。
きっとプライバシーの問題が出てきそうですよね。匿名の嫌がらせや脅迫電話に対抗できるのはいいけど、居場所を隠したい人を守れなくなっちゃうので諸刃の刃かと。
みなさんはこのサービス、賛成? 反対?
[TrapCall via Wired via Boing Boing Gadgets]
Sean Fallon(原文/訳:satomi)
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