米排ガス規制、日欧並みに
17年モデルから、日系メーカー歓迎
【ワシントン=川合智之】米環境保護局はガソリンに含まれる硫黄分を6割減らし、日本や欧州と同じ水準にすることを柱とした自動車の新たな排ガス基準を決めた。米国の排ガスの環境対応は州ごとに異なり遅れていたが、他の先進国水準に引き上げて大気汚染と健康被害を減らす。乗用車とトラックなどで2017年モデルから導入する。
新基準はガソリンの硫黄含有量を、現行の最大30PPM(PPMは100万分の1)から日欧並...
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