人事院は28日、国家公務員の32・9%が今後、兼業を希望しているとの調査結果を発表した。「新しい知見を得たい」「特技を生かしたい」との声が多い。国家公務員の兼業は、営利企業は原則認められないなど規制があり、実際の兼業経験者は6・2%にとどまっている。人事院は規制緩和を検討する。
調査は現行制度では認められていない兼業も含め、可能なら行いたいかどうかを尋ね、地方出先機関も含めた一般職の1936人が回答した。
年齢別では、30代の兼業希望が最も高く、40・8%。20代以下の39・9%が続いた。理由(複数回答)は「本業では得ることができない新しい知見やスキル、人脈を得たい」が54・7%で最多、次いで「自分の趣味や特技を生かしたい」が51・7%だった。
行いたい兼業は、特技を生かした通訳やソフトウエア開発、保育施設での子育て支援補助など社会貢献につながる活動、公務員の専門性を生かしたコンサルティング業務などが挙がった。
調査は現行制度では認められていない兼業も含め、可能なら行いたいかどうかを尋ね、地方出先機関も含めた一般職の1936人が回答した。
年齢別では、30代の兼業希望が最も高く、40・8%。20代以下の39・9%が続いた。理由(複数回答)は「本業では得ることができない新しい知見やスキル、人脈を得たい」が54・7%で最多、次いで「自分の趣味や特技を生かしたい」が51・7%だった。
行いたい兼業は、特技を生かした通訳やソフトウエア開発、保育施設での子育て支援補助など社会貢献につながる活動、公務員の専門性を生かしたコンサルティング業務などが挙がった。