選挙公約の達成度、内舘茂・盛岡市長「就任1年で公表」→1年半経過も公表まだ…記者会見で判明
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2023年8月の盛岡市長選で初当選した内舘茂市長の公約の達成度について、市が就任1年をめどに
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内舘市長は26日の定例記者会見で、読売新聞からの指摘を受け、「手法や課題などの整理検討を進め、優先度を適切に判断しながら進めていく」とした。具体的な公表スケジュールについては言及を避けた。
進捗状況の公表は、昨年7月に市民から「市長就任以降の具体的な成果が見えてこない。分かりやすい形で掲載してほしい」との声が寄せられたのがきっかけだ。市長公室企画調整課が市のホームページ上で「就任1年をめどに進捗状況を取りまとめ、市ホームページで公表する予定」と回答していた。
内舘市長は市長選で、▽給付型奨学金制度の創設▽高齢者を対象としたバスの1日100円パスの発行――などを公約に掲げていた。うち「市長退職金の全額カット」「市長への意見箱」などは実現している。