赤十字国際委員会(ICRC)は、戦争や紛争を題材したビデオゲームに対し、現実の戦争と同じようなルールに基づいた「賞罰」を課すべきだと提案している。たとえば、民間人や捕虜、救急車などの医療関係者、施設などに対する攻撃や殺害、拷問などのアクションに対しては報酬を与えず、武力紛争法違反と同様に仮想的な罰則を与えるべきだとしている(ICRC、Slashdot Cloud、本家/.)。 ICRCは積極的にビデオゲームにおける暴力をめぐる議論に関与することは望んでいないものの、暴力的なビデオゲームは武力紛争を矮小化していると考えているという。ICRCは、ビデオゲームのプレイヤーが戦争で何が禁止されるかについて、報酬と罰則としてゲームシステムに組み込まれ、そこから学ぶことは有用だとしている。