【11月22日 AFP】2019年の世界の全死亡者のうち、細菌感染症による死者が虚血性心疾患に次ぎ第2位となったとする論文が22日、英医学誌ランセット(Lancet)に掲載された。細菌感染症による死に関する国際的な集計は世界初としている。 調査は、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)が資金援助している「世界の疾病負担研究(Global Burden of Disease Study)」の一環として行われた。204の国・地域で、33種類の一般的な細菌と、11種類の感染症による死亡例を調査した。 その結果、2019年には、これらの病原体による感染症が全死亡者の13.6%に当たる770万人の死因だったことが分かった。死因としては、心臓発作など虚血性心疾患に次ぐ割合を占めた。同年には、新型コロナウイルスはまだ本格的に流行していなか
