流転の地球(るてんのちきゅう、中: 流浪地球、英: The Wandering Earth)は、2019年に公開された中華人民共和国のSF映画作品。劉慈欣の短編小説『流浪地球』(KADOKAWA刊)を原作としている。 次作『流転の地球 -太陽系脱出計画-』は本作の前日譚であり、2023年に公開。 原作小説は、中国のSF小説雑誌『科幻世界』2000年第十二期に掲載された。日本のSF小説雑誌『S-Fマガジン』2008年9月号では、『さまよえる地球』の邦題で、阿部敦子による日本語訳が掲載された。また、2022年にKADOKAWAによって出版された劉慈欣の短編集である『流浪地球』(翻訳:大森望、古市雅子)も表題通り、本作を収録している。 2019年に実写映画として公開され、中国映画史上初のSFブロックバスター映画[5]となった。中国国内の興行収入は46億人民元を超え(歴代興行収入より)4位となった