一時期、 岸本斉史が登場人物のバックボーンを描くと 全部「子供の頃に親の愛情が不足しててさびしかった」になってたんだけど、 (ナルト、サスケ、ガアラは勿論、割と冷血悪党ポジションのサソリや大蛇丸すらそうだった) 更にその全部に「実は勘違いだよ、上手く伝わらなかったけど愛されてたんだよ」というオチがつく。 今週とうとうサスケの過去まで「実は両親にも兄にも愛されてたんだよ」で決着してしまった。 やめてほしい。 一人でいいから本当に愛されてなかった子を描いて欲しかった。 便所でクソと一緒にひりだされて嫌々面倒見られながら生き延びて 少なくとも小学校卒業ぐらいまでは誰にも目をかけられずに大きくなった子、 そういうのを描いて欲しかった。 一人ぐらいは。 本当はナルトがそういう奴なはずだった。 里中の大人から嫌われて憎まれて、親のそういうのが子供達にも伝わるから友達ができなくて、 里の上層部は別の意味
