水遊び中に着衣に水をかけられたことに腹を立て、小学生の男児に重傷を負わせたとして、警視庁少年事件課と青梅署は傷害容疑で、東京都青梅市の市立中学3年の男子生徒(14)を逮捕した。 同課によると、男子生徒は男児の首をつかみ、頭を水中に約30回押し込ませたり、公園内の人工滝の下に正座させて水に打たせたりするなど執(しつ)拗(よう)な暴力を加えていたという。男子生徒は「はいていたズボンがデニムで乾きにくいのに水をかけられ、キレてしまった。やりすぎた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は8月3日午後3時ごろ、同市の公園内にある池(水深約25センチ)で、小学4年の男児(9)がバタ足をした際に水しぶきがズボンにかかったことに立腹。逃げる男児を背後から突き倒して背中を足で踏みつけたり、両手で首を絞めたりするなどし、右手首骨折などの重傷を負わせたとしている。 同課によると、男子生徒は友人2人と現場を訪れ、居合わ