米首都ワシントンで、住宅都市開発省の職員を前に就任初日の演説を行う同省のベン・カーソン長官(2017年3月6日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski 【3月7日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trumpov)米政権の住宅都市開発長官に承認されたばかりのベン・カーソン(Ben Carson)氏が6日、アフリカから奴隷として米国に連れてこられた人々について、家族のために成功を夢見た「移民」だったと発言し、批判の集中砲火を浴びている。 デトロイト(Detroit)の貧困世帯出身の黒人であるカーソン氏は、米首都ワシントン(Wadshington D.C.)で住宅都市開発省の職員に対して行った演説で「夢とチャンスを与えてくれる地、それが米国だ」と指摘。 その上で「奴隷船の船底に押し込まれてここ(米国)に渡り、働いても働いても貧しくなる一方だった移民たちがいる」「しかし彼ら
