これまでは手帳に関する使い方や選び方をお伝えしてきたが、その中から、手帳やメモを使う上でのキーワードが見えてきた。それが「情報生態系」だ。情報生態系は、定型業務や習慣とともに日々発生する割り込みの仕事や情報収集して入手した情報、あるいはタスクなどを、手帳やPC、スマートフォンなどを使ってどこに保存し、あるいは見直していくか――、そうしたツールの集合と運用のルールのことである。 今回は、わたしのツール群を例として考えてみたい。 わたしが使うツール群(手帳、ノート、メモ帳) まず押さえておきたいのは、ツールとその役割だ。 手帳:ネクサス バーチカル1392(能率手帳) メモ:バイブルサイズバインダー+各種リフィル ノート:カバーノート システミックA5+エッジタイトル(A5サイズ、いずれもコクヨ)+ツイストリング・ノート(A5、リヒトラブ) もちろんPC、iPhoneも使っている。これらは情報
