スポーツ アルプス、消えた「ハイサイおじさん」 夏の甲子園2010年8月18日 興南の8強進出が決まり、喜びを爆発させる一塁側アルプス席=17日、阪神甲子園球場 【甲子園取材班】甲子園の応援歌として定番だった「ハイサイおじさん」がことしはアルプス席で流れず、観客から「聞きたい」という声が相次いでいる。チャンスにアルプス席を一層盛り上げる曲だったが、興南の春夏連覇を願って関係者が制作した新応援歌の登場で、姿を消しつつある。 興南の試合では「ヒヤミカチ節」を基に作った新応援歌が演奏され、野球部員らも「ヒヤ、ヒヤ、ヒヤヒヤヒヤ」と左右にメガホンを振って踊り、板についてきた様子。 2回戦で敗退した元沖尚の金城孝夫監督が率いる長崎日大の試合では、県出身の島袋翔輝選手らが活躍し、何度も演奏された。長崎日大の応援団の中には沖縄勢の応援さながらにカチャーシーを踊る観客もいた。 35年以上にわたり県