深海の珍客、サメハダホウズキイカ 静岡・沼津で展示2008年11月7日9時17分印刷ソーシャルブックマーク 捕獲されたサメハダホウズキイカ=静岡県沼津市内浦重寺 水深100メートル付近の海に生息する珍しいイカ「サメハダホウズキイカ」を、あわしまマリンパーク(静岡県沼津市内浦重寺)が捕獲し、7日から展示を始める。東京海洋大学の土屋光太郎准教授(軟体動物学)によると「生きたまま捕獲され、その泳いでいる姿が見られるというのは非常に珍しい」という。 サメハダホウズキイカはホウズキのように膨らみ、表面がサメ肌のようにざらざらしているのが特徴。目の縁に発光器があり、光を放つ。温かい海に広く分布しているが、駿河湾沿岸部に現れることはめったにないという。 捕獲したのは5日で、体長は約10センチ。同パークでの捕獲は初めてで、飼育担当者は「生態がよく分からないので詳しく研究すると共に、一日でも長生きしてもらえ