コロナが流行りだした頃からずっとリモートワーク生活をしている。そして、家には業務用のマシンと私用のゲーミングマシンとが混在している。しかしキーボードやマウスは共通のものを使っている。この3条件が合体し、マシンを切り替えるたびに全部のケーブルを抜き差しするという悪夢のような暮らしをしていた。
さすがに面倒だったのでUSBハブを買って、抜き差しするプラグを1つにしたけれど、それでも面倒でたまらないのでついにUSB切替器を買うことにした。
買ったのはこれ。
USB切替器まわりは修羅である。こいつらは全体的に治安の悪い製品が多くて、そもそもType-AからType-Aへのケーブルは仕様で認められてなかったりする。だからホスト側ケーブルを切替器と切り離して売ると規格違反になる。
A to Aは規格違反という話題もありいろいろある
— Masayoshi Wada (@masawada) 2021年10月17日
そんで、まともなメーカーが規格違反の商品を堂々と売るはずもなく、よくわからない馴染の無い名前のメーカーの製品が多くて、どう見ても同じ製品だけど違うメーカーの商品扱いになって売られていたりする。
不安すぎる。政情不安な国に旅行に行くときみたいだ。
とはいえ買う必要があるので、買った。なんか外装がしっかりしていてチープな感じがあまりしないのが良くて、セレクタのライトもけっこう控えめに点燈する。ペラペラプラスチックで~すみたいな表情をしていなくて、外見はお堅い格好をしている。
My New Gear... (ただのUSB分岐器) pic.twitter.com/MEtpLoWeol
— 茶色ぼさねこ (@windymelt) 2021年10月19日
この製品はちゃんと左側のケーブルに左側のLEDが(vice versa)対応している。 ちゃんと というのは、Amazonで一番上に出てくる製品は左側のLEDが点燈しているときには右側のケーブルが選択される(vice versa)という鬼畜仕様になっているのだ。 なんでそんなことになっちゃってるかというと、LEDは左から1,2のように番号が振られている一方で、ホスト側のレセプタクルは 挿入される側から見て 左から1,2のように番号が振られているから。つまり、番号を振る向きが逆になっている…………。
今のところちゃんと動いているので満足している。もっと贅沢を言うならば、ケーブルは全部奥に出るようにしてほしかった。両方向にケーブルが出ると机の上にどう置いたものか考えなければならないためだ。