築地散歩の続き。
国立がん研究センター前の広い工事現場は
築地市場跡地ですね。
まだどのように再開発するか決まってないので巨大な空き地になってますが最近三井不動産が名乗り出て、宿泊、レジャー、商業機能を備えた複合施設を考えているそうです。駅近でしかも周りには巨大タワマンも多いので人気が出そうですね。
この工事現場の片隅にある小さな祠は「咳の爺婆像」。風邪、喉の病にご利益があるそうです。市場があるころはセリで出す「大きな声」がある意味商売道具だった人たちがお参りしたのかもしれませんね。
市場は無くなったけど市場内の移動に使う「ターレ」があったりしますね。
豊洲へ移動した後もこの築地場外市場にはたくさんの店が残っていて、人気観光スポットとして多くの人が訪問しています。
観光客向けの店はむしろ以前より増えたかも。
歩き食い用に小分けで売ってたっりします。
一方、こんな昔ながらのスタイルの店も残っています。
外国人ターゲットなのかこんな痛車も場外市場の宣伝カーなのか停まっています。
建物内には小売りテナントが多数入っています。
銀座からの晴海通り沿いのこちらの建物と繋がっていて、
屋上では休憩できたりします。店を見てるだけで結構疲れるので一息つくのに丁度いいです。
また築地と言えば寿司屋。こちらは「すしざんまい」の本店。
お店の前には正月の一番セリで〇億円もするマグロを買い付けることで有名になった社長の人形も。
こちらは老舗の寿司屋「江戸銀」 残念ながら今は営業していないという噂が。
この店以外にも寿司屋激戦区ということで高級店からファーストフード系のライトな店までいろんなお店が揃っています。
そして、築地で魚介、寿司以外の名物と言えば「玉子焼き」
こちらは放送作家のテリー伊藤の実家としても有名な玉子焼きの丸武。
食べ歩きしやすく、しかもリーズナブルということで築地でも大人気。ただし去年は100円だったのですが今年の値上げで150円だそうです。
やはり出来立てアツアツが美味しいです。しかし、往来の人が多いので食べ歩きは注意が必要。
また、新鮮な海産物だけでなく、こんな吊るし鮭や
乾物、
漬物などもあります。
この感じの売り方、意外と日本的な風景ですね。これを見るのも外国人にとっては楽しいことかもしれませんね。また、この感じの小売スタイル、昭和世代には懐かしいのですが、スーパーしか馴染みがない若い人にとっては新鮮に見える風景なのかも。
魚以外でも肉も。こちらは五反田のミート矢澤と関係があるのか?
(つづく)