ブクマスパム騒動の謝罪を見てノスタルジーに浸る。
この記事読みました〜。
http://hikarujinzai.hatenablog.com/entry/2015/10/08/150914hikarujinzai.hatenablog.com
最近ブログを再開しようと思ってたので、久々にはてなブログ界隈はどうなってるのかな?って記事を読んでたら、上の記事をみつけましてね。お仕事をほっぽらかして見てみたわけです。
「懐かしいな」
これが最初に来た感想で、最後に来たのもやっぱ「懐かしい。」そんな感じでした。
リンク先の記事が10月8日なんですけど、奇しくも僕も2年前の同時期に「身内ブクマ」で謝罪しているんですよね。
2013年の8月頃だったかな。コンビニ店長がコンビニのアイスケース事件に対して、「うちら」の世界(魚拓)っていう途轍もないエントリーを書いてムッチャクチャにバズってて、まだ今ほどありふれてはいなかった「Gunosy」に流れてきて、もう感銘受けちゃって。
「"はてな"っていうすごい世界があるんだなぁ〜」
って、「うちら」側の僕みたいのがブログを始めたんですよ。確か「はてなブログ」がまだできたばかりだったので、こりゃいいなって。
そんで、その時期けっこう新しくはてなブログを始める人が増えていたので、色んな人のブログを見たり、スターつけ合ったり、徐々に「交流」なんてものが生まれてくるわけですね。
この交流もスターだけじゃなくて、当然ブクマにも及ぶわけですよ。「新着」とか「ホッテントリ」とか詳しいことは知らなくても、なんかPVもちょっとずつ上がってきますし。すると、「お返ししよう」ってついつい思っちゃう。だからブクマを返す。そして、また返してくれる。
それが自分たちのブログ記事を新着に上げたり、場合によってはホッテントリに押し上げてすごいブクマ数が付いたり。まぁ麻薬みたいなもんです。
でもこれは結局"うちらの世界"の中であって、「はてなブックマーク」になんかよく分からんブログが増えて不快だって人がいるってことが分からなかったんですね。
これが続くと、はてなをがっつり使っている人は当然思うよね。「なんだ、このクソブログは!」って。
でもその仲良しこよし感はやっぱりぬぐいきれなくて、「トマトブロガー」やら「サードブロガー」やら、なんか定義したりされたりワチャワチャやってたら、やっぱ目を付けられるじゃないすか。
「なんだ、コイツラ!クソだ」って。
増田に書かれるじゃないですか。「こういうのマジうざい!」って。
それで「身内ブクマしている奴らはクソだ!それをやってるサードブロガーはクソだ!」
って叩かれ始めて、あれよあれよと騒動みたいに発展(そんなに大きな規模ではないけど)
いろいろあって最終的に、上記の謝罪エントリーを書いたのです。
まぁ別にこれで揉め事が鎮静したってわけでもないけども、一個人として人様に不快なことをしちゃったら謝るべきだと思ったので。
ただこんなことがあったお陰で、僕は成長したんですよ。
「はてな」って世界や文化を知ったし、「バズ」って言葉も知った。何くそって!思ったけど、新しい世界が開けていくようですごく楽しかったんだ。
あれから2年が経って僕は当時と全く違う生活をしている。ブログがきっかけで今の仕事に就いて、今までは出会わなかったであろう世界の人に出会って、 毎日超しんどいし泣きそうになりながら、そこそこの毎日を送っている。
身内ブクマ騒動で怒られて、あそこで辞めてしまっていたら今の生活はないはず。
そういった意味で、あのタイミングで怒られたのは良かったかなと今更ながら思うんですよね。本当今更なんですけどね。
最後に。
僕は今回の騒動を含めて、いわゆるスパムしている人や、それに近いことになっている人に特に何も言及しません。(もちろんスパムはダメだよ)
別に論争できるほど書けるタイプではないですし、他にも言ってる人がいっぱいいるので。ただ、自分から働きかけなければ取れないはてブって意味ないと思うんですよ。
本当に良いものを書いていて、それを誰かが見つけてくれたとき、お立ち台に登れるチャンスがある。それがブロガーにとって、はてブの良さ・凄さだと思っていて、その可能性が他より高いはてなブログの魅力だと思うんですよね。
だから皆、ブログ書こうぜ!(自分への戒め)
歴史は繰り返すんだな〜。まぁ歴史ってほど高尚なものではないけども。2年前もほぼ同じようなことで色々な新参ブロガーが怒られて、怯えたり、やってられないわってやめたり、はてなってこういうコミュニティなのかって学んで、ちょっぴり成長したり。感慨深い。
— Ryohei Kono (@tube_ryo) 2015年10月9日