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全国1億2千万人の買い物依存症のみなさんこんにちは。ワタクシ、saizou(@saizou4)もこれまで経済を回すという大義名分のもと様々なものを買ってまいりました。
その中にはけっこう高いもの買ったのに1回や2回しか使わなかったものも少なくありません。その度にいろんなものに買い替えているのですが、そんな僕が愛してやまない、マジで殿堂入り、マジでおすすめの買ってよかったものをリストアップしてみます。
写真機材
いちおうカメラブログですので写真機材がメインになりますね。それこそ、今ままでいくら使ったのかを計算するのがおそろしいくらいには使ってきました。
機材の入れ替わりも激しく、ここまで残っているのは歴戦の猛者たちです。面構えが違う。そんな超絶お気に入りの機材ちゃんたちを見ていきましょう。
Z9
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- シャッターを押すだけで動体を捉えるAF性能
- フラッグシップならではの操作性
- 完全電子シャッター
- プリキャプチャで遡って記録できる
- 4軸チルトビューが便利すぎる
- デカくてかっこいい
ミラーレス機では初となるNikonのフラッグシップモデル。僕もフラッグシップを使うのは初めてだったのですが、いややっぱりフラッグシップはいいですなあという素晴らしさです。
この手のモデルといえばスポーツや報道、動物撮影などを意識した高速連写、高性能オートフォーカスを搭載したものになるのですが申し分ない性能です。これまでのZ7やZ6ではAFの弱さを指摘されており「やっぱりミラーレスはねえ…」みたいな雰囲気もあったのですが、そんなのをふっとばすかのような名機となりました。
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僕自身、動体撮影は素人みたいなもんなのですが、そんな素人の僕がなんにも考えず、なんの練習もせず、しっかりと動くものを撮影できるのです。すごい時代になったもんだなと思いました。
写真のもっとも大事なことのひとつに「シャッターチャンスを逃さない」というのがあると思っていますが、このZ9を使えばその可能性を大きく上げてくれるのです。
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豊富なボタン類が考えつくされた場所に置かれているため操作性はバツグンです。この操作性の良さがNikonの本質のような気がします。それぞれのボタン位置も距離感が絶妙で、それぞれが干渉しない、かつ少し指を伸ばせば操作できる位置に収まっているというのが、もう最高なわけです。
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特にサブセレクターの操作感がお気に入りです
ミラーレスカメラになって、カメラは小型化を求められているような風潮があるなか、しっかりとデカいカメラを作ってくるのも分かってんな、Nikonさんわかってんなという気持ちです。
やはり、小指が余らずしっかりと握れるこの縦型のグリップというのは非常に使いやすいんですよね。
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カスタムメニューも充実しており、さまざまな機能をいろんなボタンに振り分けられたりと細かくカスタマイズすることができます。使えば使うほど自分の手に馴染んていくカメラとなっていってくれます。
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シャッターも完全電子シャッターとなりました。これまで、電子シャッターで発生していたローリング歪みを、高速読み出しができるセンサーを搭載することで実用に耐えるほど抑えることに成功。
メカシャッターがないのは当初不安でしたが、使ってみるとむしろ無い方がメリットがありまくるのでいよいよ文明の進歩はすごいなと思う次第です。
ローリング歪みとは読み出し速度に差異があることで、高速の被写体を撮影した時に歪んでしまうこと。
その電子シャッターの恩恵もあり、JPEG撮影には限られますが120コマ/秒の高速連写ができたり、さらにはシャッターを押したタイミングを遡って記録できるプリキャプチャという機能もあったりと大盤振る舞いです。
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背面液晶は4軸チルトビューとなっており、上下だけでなく左右にもチルトします。なので縦構図にした場合でもこのように液晶を見ることができるんですね。
今までは地面に小さく咲いている花の撮影なんかは這いつくばってやっていたのですが、4軸チルトのおかげで這いつくばることから解放されました。
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フラッグシップを使ってみないと知ることができない世界がありました
Z7
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- 4575万画素という高画素で細かいところまで鮮明に写し出す
- Zレンズの進化が目まぐるしい
- EVFがとにかくキレイ
- 小さいは正義、軽いは正義
Nikon初のミラーレスカメラとして2018年9月に発売されたZ7。もう何年も経ってしまていますが、今だに現役で活躍してくれています。ポイントはなんといっても高画素。
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なんてことのない風景の一部を切り取っただけでも作品になってしまうような。ブログの写真ではなかなか伝わりませんが大きなディスプレイで見ると風景のひとつひとつが驚くような解像感で写し出されます。
Z7ではセンサーもローパスフィルターレスとなっており、さらにその精密さを向上させています。
ローパスフィルターとは高周波の信号をカットし低域のものだけ通過させるフィルター。偽色やモアレを軽減するが、解像度が低下するというデメリットも。ローパスフィルターレスのカメラはそのローパスフィルターを無くしたもの。
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また、Z7に装着するZレンズも、これまでのFマウントのレンズから大きく進化しました。Z7開発のタイミングでNikonはミラーレスに移行したのですが、そこでマウント径を広げます。さらにはミラーレスになったおかげでフランジバックが短くなり、今まで制限のあったレンズ設計の幅が広がったのです。
もちろんそれは、過去の一眼レフカメラのレンズ資産が無駄になってしまうということでもありました。マウントアダプターも発売して過去のユーザーをフォローはしたものの、同じような感覚ではやはり使えません。
しかし、そんな重大な決意をし、大きくミラーレスへ舵を切ったからこそ、これまでのFマウントのレンズとは比べることができないくらい高性能のレンズが次々と発表されています。
Z7の高画素もそんな高性能のレンズに支えられることで十二分に真価を発揮できています。
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ミラーレスカメラの欠点のひとつに電子ファインダーの見づらさがありました。レンズから入ってきた光を鏡で反射させそのままファインダーに映しだす光学ファインダーに比べ、電子ファインダーでは画像のもたつきやチラつきなどがあったのです。
そんな電子ファインダーをまるで光学ファインダーを覗いているかのように仕上げてきたのもZ7の素晴らしいところ。
一方で、ホワイトバランスや露出を変えたらそのままファインダーで確認できるなどのメリットもあるため撮影の快適さが向上しました。
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Z9のところではデカいからいい、なんていってましたが、やはり小型・軽量というのもいいものでして。例えば荷物を制限されてしまうような登山での撮影では大活躍してくれるわけです。軽い、小さいは大正義なわけです。
昔はカメラ機材だけで4〜5kgあったんですが、かなり軽量化することができ登山もかなり楽になりました。
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Z9をメインで使うことが多くなりましたが山ではまだZ7が第一線で活躍してくれます
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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- 単焦点レンズなみの解像感なのにズームレンズ
- 開放からシャープ、なのにボケもキレイ
- どんなシチュエーションでも撮影できる
- ナノクリスタルコートとアルネオコートのおかげで逆光に強くコントラストが高い
Zレンズの大三元レンズのうち、標準域を担うのがNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S。
やはり24-70mmというのは使いやすい画角なのでいろんなシチュエーションに対応できるのが最高ですね。Lightroomを使うと、どのレンズで何枚撮影したかが分かるんですがやはり24-70mmの使用頻度が抜群に多いです。
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一眼レフカメラであるFマウント時代の24-70mmは、便利な画角である一方で単焦点レンズと比べるとどうしても解像感が劣っていました。なので「ここ!」っていう場面では単焦点を使っていたのですが、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sはズームレンズにもかかわらず単焦点並に写ってくれるので、基本絞って使うような風景写真では単焦点を持ち出す機会がほんとなくなってしまいました。
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開放f値は2.8なのでしっかりボケます。そして、そのボケもめちゃくちゃキレイなんです。もう、このあじさいの写真なんか、そこにあって実際に触れられそうじゃないですか?
非常にやわらかく、かつなだらかなボケのおかげで2次元なのに3次元のように錯覚してしまうほどです。
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NikonのナノクリスタルコートはFマウント時代から定評がありましたが、こちらのレンズでは新たにアルネオコートというコーティングがほどこされています。これにより垂直に入ってくる光に対してのフレアやゴーストに対しても効力を発揮します。
そのおかげか日中でも非常にコントラストが高く気持ちのいい写真が撮れます。
24-70mmで広角も中望遠もいけ、f2.8でボケの表現や星の撮影もできる。どんな撮影にもいける万能感もNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの魅了です。
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カメラバッグにはいつも入っているレンズです
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
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- 出目金レンズじゃなくなりフィルターが装着可能
- 逆光性能が非常に高い
- 広角レンズなのに歪曲収差をしっかり抑えられている
- もちろん解像感も抜群
Zマウントレンズの大三元レンズの1本で広角域をカバーするのがこのNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S。
旧モデルであるAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは神レンズと呼ばれ崇め奉られていたものですが、そんな神レンズをはるかに越えてきたのがこの新14-24mmなんですね。
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なんといっても衝撃的だったのがレンズが出目金じゃなくなったということ。手前が旧レンズ、奥が新レンズなんですが旧レンズは前玉が出っ張っているのが分かりますね。この形状から出目金レンズと呼ばれていました。14mmスタートのズームレンズ、なおかつf2.8という広角は設計的に難しくこのように無理やり前にせり出さざるを得なかったのです。
しかし、Zマウントとなり、マウント径の拡大、フランジバックの短縮によって広角レンズの設計の幅が広がり、出目金ではない前玉で14-24mmのズームを作ることができるようになったのです。
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大きく改善されたのが逆光性能です。出目金レンズはどうしても逆光に弱く、太陽が画角に入るとゴーストなどが出てしまうものでした。
しかし、前玉が改善されたおかげで、出目金レンズの時にあんなに悩まされたゴーストがまったく出なくなりました。もちろん、ナノクリスタルコートやアルネオコートの恩恵もあるんでしょうが、このように太陽を真正面に置いた構図もガンガン狙っていけるようになったのです。
ゴーストとは強い光がレンズ内に入ることで内部で乱反射がおこり、絞りの形や楕円などの形になって出てくる現象のこと
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同じく、出目金レンズであることから旧レンズでは歪曲収差も盛大に出ていたのですが、こちらも大幅に改善。建築物のような直線をキレイに出したい被写体でもしっかり対応できるようになりました。
もちろん、最近は歪曲収差の補正をレンズではなく、カメラ側で行っていることが多いのでそちら側の改善もされていると思います。
レンズが球面であることが原因で直線が曲がって写ってしまう現象。外側へ曲がるタル型と内側へ曲がる糸巻き型がある。
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もちろん解像感も非常に高く、いわゆるひとつの開放からシャープ。風景写真はもちろん、f値も2.8と明るいため天の川の撮影などにも使っていけます。
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広角レンズを使ったパースのある構図が好きなのでお気に入りのレンズです!
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR S
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- 100-400mmの4倍ズームと使い勝手のいい焦点距離
- 単焦点レンズなみの解像度
- 最大撮影倍率が0.38倍なのでテレマクロにも使える
- フォーカススピードも早いので動物撮影もバッチリ
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR SはワタクシsaizouがNikonさんの公式の作例を担当させていただけたという非常に思い入れの強い1本であります。
作例を撮影しているときから素晴らしいレンズだとひしひしと感じていたので、発売されるとすぐに購入いたしました。
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焦点距離は100-400mmで4倍ズーム。超望遠レンズのジャンルになりますが非常に使いやすい焦点距離です。動物撮影に使う人が多いかもしれませんが、風景の撮影でもこれくらいの焦点距離なら便利に使うことができます。
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100-400mmで4倍というと解像が心配になりますが、このレンズ、ビシバシに解像します。特にワイド端の100mmは非常に性能がよく、同じNikonのZレンズの単焦点であるNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sに近い解像感を持っています。
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最大撮影倍率が0.38倍なのでかなり被写体に近寄れます。テレ端の400mmを使うとボケもしっかり出るのでテレマクロとしても使うことが可能。
最短撮影距離の時にイメージセンサー上に写される被写体の倍率。1倍であれば1cmのものがイメージセンサーにそのまま1cmで写されれる。0.5倍であれば0.5cm。
最大撮影倍率が大きいほど被写体に近く寄って大きく写すことができる。
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フォーカススピードも早いため、動物撮影もバッチリです。Z9との相性もいいのでセットで使えばなんにも考えずにかわいいシマエナガちゃんも撮ることができます。
Apo-Sonnar T* 2/135 ZF.2
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- とろけるように美しいボケ
- カールツァイスならではの空気感
- 135mmという当たれば、めちゃくちゃにハマる画角
一眼レフカメラ時代のFマウントレンズはほとんど処分してしまいましたが、あまりにも気に入っていて手放せないのがCarl ZeissのApo-Sonnar(アポゾナー) T* 2/135 ZF.2。
レンズというのはメーカー毎にクセがあったりするもので、Carl Zeissはその独特の空気感がとても気に入っています。
作りも非常に精巧で、金属のレンズフードを本体にまるで吸い付くように取り付けることができます。
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135mmの中望遠でf値が2.0なので、もうめちゃくちゃにボケます。ピント面なんてうっすいうっすい。そのボケ方も非常に美しくなるよう設計されているのでまるで世界がとろけてしまいそうです。
背景のボケだけでなく前ボケもしっかりボケるので被写体のみにピントを合わせるとまるで童話の世界のような写真が撮れます。
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空気感もCarl Zeiss独特のもの。古いレンズですのでコーティングも現代のもの比べると弱く、フレアなんかもしっかり入ってしまうんですが、それが返ってアポゾナーらしくてよかったりするんですね。
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135mmという画角はけっこう狭く、風景だとちょっと使いづらい画角です。しかし、だからこそハマったらこれ以上ないドンピシャなものが撮れます。使えない画角であるレンズをあえてカメラバッグに入れて出かけないとゲットできない写真がある。これまたCarl Zeissらしくロマンがあっていいじゃあないですか。
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RRS TFC-14 MK2
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- 登山・旅行用三脚の最適解
- 軽量・かつしっかりした脚径
- センターポールがない分、剛性に優れる
当初は登山用で購入したいわゆるトラベル三脚なのですが、トラベル三脚とは思えないほどしっかりした脚径で剛性も高く、いまや撮影のほとんどをこれでまかなっています。
ミラーレスになって機材の重量が減ったので、昔に比べ下で支える三脚も過剰なものが必要なくなったというのも理由のひとつ。あと、以前ほど僕自身がそんなに神経質にならなくなりました笑
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重量は三脚のみで1058gと非常に軽いのですが、脚径は約28mm。耐荷重はカタログスペックで22.7kg。
こちらは北アルプスでの撮影風景。強風で体が飛ばされそうな日でしたが、ブレることなくしっかり撮影することができました。
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全伸高は120cm、雲台をつけてもアイレベルに届かないのでちょっとかがんで撮影することにはなるのですが、やはり軽さには変えられないのでこればっかり使っています。
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軽量化のためにセンターポールすらとっぱらった男前仕様。その分よけいな部品が無くなるので剛性が増します。
柵などがあるとたまに高さが足りないことがありますが、それ以外ではそんなに困ることもありません
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現在はASCENDという新しいモデルが出ています
アルカスイス Z1
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- 非常に滑らかなボール
- しっかりした固定力
アルカスイスの大型雲台Z1はGITZOの5型に合わせてつかっています。
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どうしても不安定になりがちな赤道儀にとりつける雲台にも、固定力の高いZ1をいつも使っています。
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ガッチガチに固定できるのに、ロックを緩めた時のボールの動きは非常にスムーズ。RRSの雲台BH-40も愛用していますが、ボールの滑らかさでいうとZ1のほうが上回っています。
使い始めて何年もたっており、海や山やいろんなところに連れ回したのでさすがに最近は以前のような滑らかさはありませんがそれでもスムーズに動いてくれます。
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ただ、クランプ部分はノブ式でちょっと使いづらいのでRRSのレバークランプに換装して使用しています。
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こちらも今はリニューアルしてZ1+という製品が販売されています
RRS BH-40
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- しっかりとした固定力
- コンパクトで軽量
- カメラが取り付けやすいレバークランプ
- RRSのL字プレートと相性がいい
最近の機材の軽量化にともない、Z1のような大型の雲台を使わなくても中型雲台であるBH-40でほとんど、どうにかなってしまうためメイン三脚であるTFC-14 MK2につけっぱなしにしています。
ボールの滑らかさでいうとZ1には劣ってしまうのですが、やはり小型・軽量というのは大正義なわけですね。
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というわけで登山や旅先など、どんなところでも持ち歩くことができます。RRSにはもう少し小さい雲台もあるのですが、操作性や固定力を考えるとBH-40が一番バランスがいいと思っています。
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クランプはレバー式のものを使用しています。ワンタッチでプレートが固定できるので素早くセッティングが可能。
Z9、Z7ともにプレートもRRSのものを使っていて、クランプとプレートの相性もバッチリです。最近ではアルカスイス互換がデファクトスタンダードとなっているので、他のメーカーを使ってガタガタだったということはあんまりありませんが、それでも精度の高さで知られるRRSなので純正品を使っていると安心感があります。
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ロック、パンノブの他にフリクションコントロールがついており、ボールの動きを調整することができます。
自由雲台はロックをゆるめたときにカメラがおじぎしやすく、ガタンとなってしまうことも多いのですがこのフリクションコントロールがあるおかげでそういったことを防ぐことができます。
f-stop TILOPA(ティロパ)
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- 入れ替えられるICU
- ICU上部には防寒着などの小物も入れられる
- 背面からアクセスできる
- 耐久性のある生地
- 重量負荷を軽減してくれるウェストベルト
カメラバッグはしばらくずっとf-stopのTILOPA(ティロパ)を使用しています。いろんなカメラバッグにも興味がありながらも買い換える必要性をあんまり感じないくらい完成度が高いんですよね。
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f-stopのカメラバッグの特徴といえばこのICU(Internal Camera Units)
ICUとカメラバッグが別々に用意されており、それぞれを組み合わせて使うことでさまざまなスタイルに合わせたパッキングをすることができます。とはいえ、僕はTILOPAにPRO ICU LARGEで固定してしまって、あんまりICUを入れ替えることはありません。
中にはフルサイズカメラと大三元、ストロボ、単焦点くらいが入るため容量はしっかりとしています。
ご覧のとおりアクセスは背面からします。風景撮りにいってカメラを置く時、担ぐ部分である背面を地面につけることなくカメラを置くことができるのが嬉しいですね。
生地がしっかりしているので、置いた部分が土で汚れても濡れたタオルでガシガシふけばキレイになります。
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ICUを入れたあと、TILOPAの上の部分を開けるとこんな感じ。ここに防寒具たったり機材を入れたポーチだったりを収納できます。ここがf-stopの便利なところですね。
これ以外にも収納はたくさんあり
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バックパネルの部分
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雨蓋の裏側
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背中の部分にはMacBookも収納可。
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レインカバーも付属しており、収納されています。
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外付けのストラップをつけることで三脚やスノーシューをくくりつけることも可能。
非常にたくさんの機材を収納することができますが、調子にのって入れすぎると重すぎてしんどくなるので要注意。
ウェストベルトがついていて、重量の負荷を分散させることができます。
ウェア
撮影に来ていくときのウェア。登山もするので基本的にはアウトドアブランドのものが多くなりました。
登山も温度変化や天候の変化に対応する必要がありますが、撮影ではそこからシャッターチャンスを待つ時間があります。特に冬期などはめちゃくちゃ寒くなってしまうので防寒具類はかなり増えました。
モンベル スーパーメリノウールM.W.(ミドルウェイト)ラウンドネックシャツ
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- メリノウールを使っているので着心地がよく温かい
- 数日来ていてもそんなに匂ってこない
- 襟の部分が広めなので下に着ていてもはみ出ない
- 普通に洗濯してもいける
いつ買ったのか覚えてないんですが、少なくとも5年以上は使っているモンベルのスーパーメリノウールM.W.
冬の期間、寒いところに撮影に行く時しか着ないとはいってもかなりの回数使っているはずなのですが、全然いたんでいる様子など見られません。そら、たしかにちょっとくたびれてきたなとは思うのですがほつれたり伸び切ったりしてないんですよね。
メリノウールはメリノ種という羊の毛を使ったウールです。ウール製品というとやっぱりなんか扱いが大変なんじゃないか?縮んだりしないか?など気になると思うのですが、モンベルのスーパーメリノウールはまったくそんな感じがありません。
昔はそれでも洗濯する時とか気を使って手洗いモードとかにしていたんですが、最近はもういい加減使いまくっているしいいか、ということで普通にガンガン洗濯しています。けれども、へこたれる気がしません。
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また、こういったインナーって襟がつまっているようなものが多いんですが、このスーパーメリノウールは襟がちょっと広めに作ってあります。なのでTシャツなどのインナーに着た場合も下から襟がはみ出るようなことがありません。これもちょっと黒いのが見えていますがこれはうなじ側の部分。
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襟の部分はしっかりと内側に収まっています。
セットでスーパーメリノウールのタイツも持っていますがこちらもシャツと同様、ヘタれる気配がありません。
patagonia ナノパフジャケット
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- 化繊インサレーションなので濡れに強い
- 洗濯機でガンガンあらっても大丈夫
- パッカブルタイプなのでコンパクトに収納できる
patagonia(パタゴニア)の化繊インサレーション、ナノパフジャケットはダウンジャケットのように温かいのですが、中身はプリマロフトという化繊でできています。
ダウンは保温力が高いことで知られていますが、一方で水に弱く濡れてしまうとダウンのかさ(ロフト)が減ってしまい保温力を失ってしまいます。反対に化繊インサレーションであるナノパフは水に濡れてもある程度の保温力を保つことができます。
また、ダウンとは違い、洗濯機でガンガンあらっても大丈夫。僕なんかはドラム洗濯機で乾燥までかけますが、しっかりタフに使えています。
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ハードシェルの下にミドルレイヤーとして着てもいいですし、ナノパフ自体が防風性もあるため秋口のアウターとして着るのも有り。夏以外の3シーズンのいろんなところで活躍してくれるので非常に使い勝手がいいです。
雨風を防ぐアウターレイヤーの下に着る保温性能の高いレイヤーのこと。温度変化の激しい登山などではレイヤリングしたものを脱ぎ着することで状況に対応する。
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パッカブルタイプなのでこのようにコンパクトに収納することができます。春先なんかでも夜はけっこう寒いのでf-stopのカメラバッグの中に忍ばせていることが多いです。
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洗濯するのに気を使わないのでガシガシ使えるのところがおすすめです
THE NORTH FACE ドーロライトパンツ
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- とにかく楽な履き心地
- 通気性がよく夏でもいける
- 膝の部分が立体的になっているので足さばきがいい
もはや1年365日のうち360日くらい履いているのではないかと思うくらい愛用しているのがTHE NORTH FACEのドーロライトパンツ。
なんといっても履き心地が楽ちんで最高な1本です。もとは夏山の登山用に買ったのですが、あまりにも楽な履き心地のためすぐに部屋着にも採用され、2本目も追加されるくらいには愛用しています。
登山でも撮影でも街着でも部屋着でも使えるオールマイティーなパンツとなっております。
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足の表の部分、モモの裏の部分、スネの裏の部分が別々に縫い合わせてあるので膝が立体的になっています。これのおかげで登山中も非常に足さばきがよく、足をあげても膝の部分がつっぱることがありません。
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シルエットも細身できれいなのでどんな服にも合わせることができます。素材はポリエステル100%なので汗抜けもよく、暑い夏でも活躍してくれます。
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重量はLサイズで約255gと軽量。生地も薄めのため畳むと非常にコンパクトになります。旅行や撮影の遠征などに持っていくときもかさばることなく持ち出すことができます。
サイズはこんな感じ。170cm・58kg・ウエスト73cmの僕はSサイズを着用しています。
サイズ寸法 | ウエスト囲 | 股下 | 脇丈 | 裾幅 |
S | 70 | 74 | 96 | 17 |
M | 73 | 77 | 100 | 18 |
L | 76 | 80 | 104 | 19 |
XL | 79 | 83 | 108 | 20 |
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寒い時期は下にメリノウールのタイツをはけばOK!オールシーズン使えます
スマートウール ソックス
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スマートウールのソックスもずーっと愛用しています。今持っているのは
- マウンテニア クラシック マキシマムクッション
- ハイククラシック フルクッション クルー
メリノ種という羊の毛から作られたメリノウールをふんだんに使ったソックスです。
メリノウールは以下のようなメリットがあります。
- 優れた保温性
- 汗をしっかりと吸収し肌に触れる部分はドライに保つ
- チクチクしない肌触りの良さ
- 防臭力があり臭いをおさえる
冬の登山や撮影ではマウンテニア、夏や秋の登山にはハイクと使い分けています。
冬の撮影では動かずにじっとしているのですごく寒くなることに。特に足元から冷え始めるのでその部分の防寒が一番のキモ。足は汗をかきやすい部分でもあるのでじっとしていても汗冷えしてすることがあります。ですからスマートウールのように吸湿性が高く、なおかつ保温性の優れたソックスが必要となります。
僕はオーロラの撮影や冬の北海道、厳冬期の北アルプスなどさまざまな場所にこのスマートウールを履いていきましたがこれが無ければ寒くて撮影どころではなかったと思います。
カメラアクセサリ
Kenko NDフィルター PRO-ND1000
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- 日中でも長時間露光ができる10段分の減光
- 丸形フィルターなので取り付けが楽
- 色かぶりが少ない
僕は曇りの日に長時間露光して、真っ白に白飛びさせるような写真撮るのがけっこう好きなんですよね。
そんなときにいつも使うのがKenkoのPRO ND 1000。そんなに日差しが強くない日なら1分以上シャッターを開けることができます。
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こんな写真ですね。これは3分間シャッターを開けっ放しにしました。
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昔は角型フィルターなんかも使っていたのですが、Zマウントにしてからは広角レンズも小さく出目金ではなくなったので手放してしまいました。やはりデカいガラス板は重いし取り回しにくいんですよね。
丸形フィルターなら軽くてカメラバッグの隙間に入れておけるので、たまたま行ったところが曇っちゃったときとかでも咄嗟にとりだして撮影をすることができて便利です。
色かぶりはそれなりにするはするんですが、めちゃくちゃ紫になったりするわけでもないのでまあこんなもんかなと思っています。
口径はいろいろありますが、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 SやNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sが82mmなのでこれを持っていくことが多いです。77mmも一応入れています。
ロワジャパン タイマーレリーズ
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- 安い
- ちゃんと長時間露光やインターバル撮影ができる
このタイマーレリーズも愛用し始めて何年も経つんですが、なにげに競合になる商品が出てきませんね。わりと似たような商品でてきそうなんですが、いつもロワジャパンのタイマーレリーズを使っている気がします。
これの最大のメリットは安いところです。僕はなにかを評するときにコスパって使うのがあんまり好きではなくて、やはり高いものには高いなりの理由がありますし、安いものはやっぱり安かろう悪かろうってものが多いのです。
しかし、このロワジャパンのタイマーレリーズにいたっては本当の意味でコスパがいいと言わざるを得ないほど、安いのにちゃんと使えます。
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天の川の撮影では赤道儀を使って撮影するのですが、そうなると2分くらいの露光時間で1時間くらいまわしたりするのでタイマーレリーズというのは必須なアイテムになるのです。
純正も売っているのですが1万円以上したり、Nikonなんかはカメラによってはタイマーレリーズが用意されてなかったりします。
ですので2000円もしない価格で買えるこのロワのタイマーレリーズはどうやったって不可欠なわけですね。
最近ではカメラ内でインターバル撮影ができるものも増えてきたので、それでもいけちゃうこともあるんですが、やっぱり直感的に使えるタイマーレリーズは便利です。
ぶっ壊れやすいのが玉に瑕ですが、まあゆうて2000円の代物にどんだけのものを求めているんだという気持ちにもなります。とりあえず端子部分がクソ弱いので若干注意しながら使うといいでしょう。
ちなみにMC-DC2対応というのがNikon機のほとんどで使われているリモートコードの端子なのでだいたいの人はコチラを選ぶといいでしょう。各メーカーごとに合わせた端子のものも用意されています。
MacBook Pro M2 MAX
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- ノートパソコンなので自宅でも外出先でも使える
- M2チップのおかげで性能が高く処理速度が早い
- バッテリーの持ちもいい
- 外部ディスプレイに繋ぐことでクラムシェルで使うことも可能
- PhotoshopはもちろんPureRAWやSharpen AIなどの負荷の高いソフトも高速で処理
- ブログ書くモチベーションもモリモリ湧いてきた
もともとデスクトップPCのiMacを使っていましたが、いろんな場所で使いたいという理由でMacBook Proに買い替えました。
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なんといってもいいのが、ノートパソコンなのでどこへでも持ち運べるということですね。写真のセレクト、画像編集、ブログ記事の執筆など家でやっているとけっこう煮詰まってくるのですが、外に出るだけでだいぶ気分が変わります。
M1チップ以降、バッテリーの性能もすごくよくなりました。そんなに長時間持ち出すこともないのですが、外出先でバッテリーが気になってしまうなんてことはまったくありません。
もちろん、家の中でも簡単に動かすことができるのでベッドだろうがリビングだろうがどこでもMacと一緒なわけです。
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外部ディスプレイに繋いでMacBook Proを閉じると、クラムシェルモードといってまるでデスクトップパソコンのように使うことも可能です。
ノートの状態でちょっとダラダラとビール飲みながら写真セレクトするもよし、デスクに座りクラムシェルモードで集中して画像編集するもよし。いろんな気分やシチュエーションに合わせて作業することができます。
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メモリは増強して96GBまで積んでいるのでLightroomはもちろん、Photoshopで何枚レイヤーを開こうが重くなることはありません。
AIを使った処理で有名なPureRAWやSharpen AIなどは、効果が高いぶん処理も重たいのですが、MacBook Pro M2 MAXだとゴリゴリ処理を行ってくれます。
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SSDは2TB。このSSDなんですが、物によってその読み書き速度が変わります。今回新調したMacBook ProのSSDの読み書き速度がこんな感じ。すごく速いですね。
このSSDの読み書き速度はLightroomで写真を表示させるときの速度に影響してきます。サクサク写真を表示してくれるのでセレクトの時間をだいぶ効率化することができました。
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めちゃくちゃ使いやすくてモチベーションも上がるので、ブログ書くのも楽しくなりました
Studio Display
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- テンションがあがる美しいデザイン
- とにかく画面がキレイ
- スピーカーの音質が良い
- すべて内蔵しているのでデスクがシンプルでスッキリする
けっこうな値段がするため買うのをだいぶ悩んだんですが、結果買ってみてめちゃくちゃよかったのがStudio Display。
MacBook Proをクラムシェルで運用するために外部ディスプレイが必要、さらにそれは写真の現像やレタッチにも使う、というので選んでいったらわりと選択肢がなかったんですね。
さらに求める条件として
- MacBook Proで写真の現像やレタッチをするためにデカいディスプレイがほしい
- 解像度は4K以上ほしい
- キレイに表示できるディスプレイがいい
- ケーブルでデスクをごちゃごちゃさせたくないのでUSB-Cで繋げられるものがいい
- MacBookとの相性がいいものがいい
- ケーブルでデスクをごちゃごちゃさせたくないのでスピーカーも内蔵してると嬉しい
といったものを考えたとき、結局はStudio Displayに行き着いてしまったという。
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じゃあ、なにがよかったというととにかくテンションが上がる。
Appleのデザインが個人的にすごく好きなのですが使っていて気分がいい、というのはやはりApple製品に共通するもので、そしてこの感覚は唯一無二のものです。多少というには高すぎるものの、それでもその金額を出すに値する価値観というものがこのstudio displayにはあります。
Appleのノングレア液晶であるNano-textureガラスもよくできておりまして。
ノングレア液晶というのは、光の反射が抑えられ、画面がギラギラせず、目に優しいというメリットがある反面、映像がマットな感じになってしまいます。
ゆえに、発色も鮮やかさが無くなってしまうという大きなデメリットも抱えています。
しかし、このNano-textureガラスはノングレアと思えないくらい鮮やかな発色をしてくれるのです。
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4Kなどの高解像度のモニターで、価格もそれなりにするものって実はスピーカーがついてないものが多いんですよ。
別売りでスピーカーをつけるという手もありますが、そしたらその分またケーブルが増えてしまう。デスクの上はなるべくスッキリさせておきたい僕にとって、このStudio Displayのスピーカー充分すぎるほどの音質でした。
特にApple Musicの空間オーディオなんかは、Studio Displayが対応しているのですごく気持ちよく聞くことができます。
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ディスプレイとMacBookを繋ぐのは1本のサンダーボルトケーブルのみです。
これまでは映像を出力するケーブルと、MacBookの電源を確保するケーブルが2本必要でしたが、studio displayでは USB-Cで給電できてしまうため、電源ケーブルは不要。しかも96Wなので、MacBookの充電もしっかりできるんです。
余計な物は削ぎ落とした、ほんとシンプルな構成となっています。
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MacBook ProとStudio Displayのおかげでデスクに座って作業する回数がすごく増えました
Adobe フォトプラン
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- 画像編集と管理に欠かせないLightroomとPhotoshopを使うことができる
- 強力な写真管理と直感的で使いやすい現像ができるLightroom
- 最強の写真編集ソフトでイメージどおりにものができるPhotoshop
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無くては話にならないソフトです!
AdobeのLightroomとPhotoshopを使える、写真家向けのサブスクリプションがフォトプランです。
Adobeはすでにさまざまなアプリケーションをサブスクリプションにしているのですが、実はどのソフトも月に2〜3千円するんです。例えばイラストやベクターグラフィックを扱うIllustratorは2728円/月、動画ソフトのPremiere Proも2728円/月。
なのになぜかこのフォトプランだけは2つもソフトが使えて月にたったの1078円という大盤振る舞い。
いまや10万枚を超える写真がHDDの中に入っているのですが、Lightroomを使えば思った写真をすぐに取りだすことができますし、RAW現像もすごく簡単に直感的に行うことができます。
また、Photoshopではイメージしうるあらゆる表現が可能に。プラグインを使うことでNIK COLLECTIONやPureRAW、Sharpen AIなどもPhotoshop上で動かすことができます。
ワコムペンタブレット Intuos Pro M
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- 絵を描くように写真をレタッチすることができる
- 思ったところにポインタがいくのでストレスがない
- ブルートゥースで無線接続もできる
レタッチをどこまで細かくやるかはそのときの気分によるのですが、モチベーションが高く本気でやるときはけっこう細かいところまで弄っています。それこそピクセルレベルで処理することもあるので、やはりマウスでの作業だとちょっと使いづらいことも。
そんなときはやはりペンタブレットが便利ですね。タブレットには板状のものにペンをなぞらせて書いていく板タブレットと、液晶モニターがついていて絵を書くように作業ができる液晶タブレットがあります。
写真のレタッチ程度であれば板タブのほうが軽くてとりまわしがしやすいのでおすすめです。僕はワコムの板タブ、Intuos Pro Mを使っています。
サイズもいろいろあるのですが、これもモニターのサイズに合わせて選んだほうがいいです。僕はMサイズを使っていますがちょうどいい感じです。
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この写真なんかはペンタブでゴリゴリにレタッチしたものですね。茅葺きの家の横にある柿の実1つ1つとか、奥にある山の陰影など細かくレタッチしました。
書籍
今やいろんな情報がネットにあるので、カメラ関係のことでも調べたらたいていのことは解決できます。
僕もカメラ初心者の基礎知識というカテゴリでいろいろ書いてるのでぜひ参考にしてもらいたいのですが、それでもやはりきちんとした書籍を1冊しっかり読むことで得られる知識というものはかけがえのないものです。
ここでは僕がいろいろと悩んでいたことを解決できたり、知らなかったことを発見できた素晴らしい書籍を紹介してみます。わりと初心者向けではないのでけっこう難しかったりするかもしれませんがすごく勉強になります。
ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 構図の法則
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- ◯◯構図にあてはめることものだけが構図ではないということが分かる
- 構図を構成するための要素が学べる
- センスは感覚的なものでなく理論的に説明できるということが分かる
僕の写真の考えについて最も影響を与えたのがこの1冊といってもいいかもしれません。
かのナショナルジオグラフィックから出ている本です。こちらの著者はリチャード・ガーベイ=ウィリアムズ氏。同じシリーズでナショジオから何冊も出ていていくつか読んだのですが、そちらはちょっと考え方が古かったりしてあんまり好きではないのでこの1冊だけ買っといたらいいと思います。
構図というと三分割構図や日の丸構図などがよく知られていますね。初心者のころはそういった構図を覚えて、いろんなシチュエーションで当てはめてやるのもいいと思います。しかし、本書では構図のもっと先、構図を構成することでいかに撮影者の意図を見るものに伝えるか、といったことが書かれています。
そして、その構図を構成するための要素としての、デザインや色の解説がされています。
僕らはいい写真を撮る人はセンスがいいからだと、まるで魔法のような言葉に逃げてしまいがちです。しかし、センスというのは感覚的なものではなく理論的に説明することができるということに気付かされます。
僕のような凡才の人間からしたら、生まれたころからセンスなんて持ち合わせてないので、この本に出会えたことでセンスがなくてもいいんだと勇気づけられたことを覚えています。
けっこう難しい部分もありますが読み応えがある1冊です。
PHOTOGRAPHER’S EYE -写真の構図とデザインの考え方-
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- 写真を構成するものを細かく分解しひとつひとつ解説されている
- 非常に体系的にまとめられているので撮影の知識がしっかり増える
- 要素を理解しておくと撮影地で構図を作る意図がしっかりと説明できるようになる
さきほど紹介した構図の法則よりもさらに難しい本。あまりにも難しくて一度挫折しメルカリで売ったんですが、買い直してもう一度読んだらすごく勉強になった1冊です。
さきほどの構図の法則でも構図を構成する要素について説明しているのですが、こちらのPHOTOGRAPHER’S EYEではさらに細かく要素を分解してそれらの要素が持つ意味を解説してあります。
例えば三角形のことが説明してあります。三角構図の説明じゃありません。みんなが知っているあの三角形です。
何を言っているのだ、おれは三角形ぐらい知っている、そんなことより「三角構図はいいですよ、安定感がありますよ」みたいなのが知りたいんだ、などと思って読むのですがそんなみんなが知っている三角形のことが非常に小難しく書いてあります。ちょっと引用しましょう。
三角形が頻繁に用いられる理由の1つは、構成しやすい、あるいは暗示しやすいことです。そしてもう1つは収束です。収束は遠近法によって視線に生じるグラフィック効果で、写真では、収束する斜線をよく目にします。三角形はまた、あらゆる幾何学形状の中でも辺の数が最も少ない、一番基本的な形状でもあります。
PHOTOGRAPHER’S EYE 84p
日本語でおk、と突っ込みたくなるような、一見して何いっているか分からないこういった文章が延々と続くのですが、しかし、三角形についてしっかりと考察されているのですね。
そう、日常見ている三角形は生まれたころから三角形なので意識したことはありませんが、三角形だけをとってもいろんな要素が詰まっているのです。そういったひとつひとつの要素、それはパターンのもつ意味だったり、ベクトルの持つ意味だったりをしっかりと解説してあります。なんなら、同じ線でも水平線と垂直線が持つ意味だって違うのです。
そんなことを学ぶことができる本書。非常に難解ですが、読み解くことができるころには頭の中でレベルアップのファンファーレが聞こえてくると思います。
まとめ
僕がこれまで買ってきて本当に心底よかったなと思うものたちの紹介でした。どれもこれも素晴らしいものなのでおすすめです。