2025-01-01から1年間の記事一覧
リチャード・ローティについて、NHKの100分De名著シリーズから。 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』 2024年2月 (NHKテキスト) 作者:朱 喜哲 NHK出版 Amazon
第二次大戦末期。敵軍が迫る中、国有財産=ユダヤ人からの没収財産を積んだ「黄金列車」が行く。積荷の財宝を巡ってさまざまな人々の思惑が交差する中、主人公たちは官僚の論理を駆使して淡々と問題に対処し、列車と財宝を守り抜く。そんな感じの話。 黄金列…
年末年始にテンセント(中国)版のドラマを見て、どハマり。映像化を待ちきれないので、続きの2と3を小説で読んだ。とても読み切れるとは思わなかったのだが、読み始めるとスイスイ引き込まれて、思ったより倍は早く読み終えた。翻訳がものすごく読みやす…
江戸の千駄木町の一角を流れる心淋し川(うらさびしがわ)。その傍に暮らす市井の人々を描いた六篇の連作小説。ネタバレは(ほぼ)なし。
言うまでもなく、国家財政をどう考えるかは私たちの生活と未来に直結する大事な問題だ。しかし、「生活苦しい、だから減税」というレベルの、あまりに素朴な発想で政策が選ばれようとしているのを見ると愕然としてしまう。 ごく簡単にではあるが、以下、基本…
年末年始に、次の本を読みました。 WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす 作者:カール・ローズ 東洋経済新報社 Amazon
ふと書を閉じて身体の声に耳を澄ます 胸の奥の奥にある重苦しい圧迫感強くもないが弱くもない 耐えられないほどではないしかし べったりとまとわりつく不快感何か気を紛らわせたくなる 身体が逃げ出したがっている 自分の生を味わっているときの 心から楽に…